Toyota Prius (2017 year). Manual japanese - part 33

 

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Toyota Prius (2017 year). Manual japanese - part 33

 

 

511

7

万一の場合には

7-2. 緊急時の対処法

パンクしたときは(タイヤパンク応急修理キット装着車)

タイヤパンク応急修理キット装着車には、スペアタイヤが搭載されてい
ません。

タイヤがパンクしたときは、タイヤパンク応急修理キットで応急修理す
ることができます。釘やネジなどが刺さった程度の軽度なパンクを応急
修理できます(パンク補修液 1 本につき、応急修理できるタイヤは 1 本
です)。パンクしたタイヤの損傷状況により、応急修理キットでは応急修
理できない場合があります。(→ P. 512)

タイヤパンク応急修理キットによる応急修理は、一時的な処置です。で
きるだけ早くタイヤを修理・交換してください。

警告

タイヤがパンクしたときは

パンクしたまま走行しないでください。
短い距離でも、タイヤとホイールが修理できないほど損傷したり、思わぬ事故
につながるおそれがあり危険です。

512

7-2. 緊急時の対処法

地面が固く平らで安全な場所に移動する

パーキングブレーキをしっかりかける

シフトポジションを P にする

ハイブリッドシステムを停止する

非常点滅灯を点滅させる

タイヤの損傷程度を確認する

釘やネジなどが刺さっている場
合のみ、タイヤを応急修理してく
ださい。

・ タイヤに刺さっている釘やネ

ジなどは抜かないでください。
抜いてしまうと穴が大きくな
りすぎ、応急修理ができなくな
ることがあります。

・ パンク補修液がもれないよう

にするため、パンク箇所が分
かっている場合は、パンク箇所
が上になるように車両を移動
してください。

応急修理キットで修理できないパンク

次の場合は、応急修理キットでは応急修理できません。トヨタ販売店にご連絡く
ださい。

タイヤ空気圧が不十分な状態で走行してタイヤが損傷しているとき

タイヤ側面など、接地面以外に穴や損傷があるとき

タイヤがホイールから明らかにはずれているとき

タイヤに 4mm 以上の切り傷や刺し傷があるとき

ホイールが破損しているとき

2 本以上のタイヤがパンクしているとき

1 本のタイヤに 2 箇所以上の切り傷や刺し傷があるとき

補修液の有効期限が切れているとき

応急修理する前に

知識

513

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

X

FF 車

タイヤパンク応急修理キット・工具の搭載位置

ジャッキハンドル

ジャッキ

(使用方法:→ P. 517)

ホイールナットレンチ

タイヤパンク応急修理キット

けん引フック

1
2

3

4
5

514

7-2. 緊急時の対処法

X

4WD 車

けん引フック

ジャッキハンドル

ホイールナットレンチ

ジャッキ

(使用方法:→ P. 517)

タイヤパンク応急修理キット

1
2
3

4

5

515

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

タイヤパンク応急修理キットの内容/各部の名称

ホース

空気逃がしキャップ

速度制限ラベル

電源プラグ

空気圧計

スイッチ

1
2
3

4
5
6

516

7-2. 緊急時の対処法

ハンドルを引き上げて、デッキ
ボードを開く

買い物フック(→ P. 394)を使っ
て、デッキボードを固定する

応急修理キットを取り出す

FF 車でトノカバー

を収納している場合は、トノカバーの先端をめくって、タイ

ヤパンク応急修理キットを取り出します。

タイヤパンク応急修理キットの取り出し方

1

2

3

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

X

FF 車

X

4WD 車

517

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

ジャッキの取り出し方

固定バンドのフックをはずして取り出します。

ジャッキを収納するとき

収納位置の横にあるマークと同じ向きになるように、ジャッキを収納します。

知識

警告

ジャッキや工具を使用したあとは

走行前に正しい位置に格納されているか確認してください。正しく格納されてい
ないと、事故や急ブレーキの際、重大な傷害につながるおそれがあり危険です。

FF 車

4WD 車

FF 車

4WD 車

518

7-2. 緊急時の対処法

応急修理キットをビニール袋から取り出す

パンクしたタイヤのバルブから
バルブキャップを取りはずす

ホースをのばし、ホースから空気
逃がしキャップを取りはずす

ボトルに同封されているラベルは、所
定の位置へ貼り付けます。

(手順

へ)

空気逃がしキャップは再度使用するた
め、なくさないように保管してくださ
い。

ボトルのホースをパンクしたタ
イヤのバルブに接続する

ホ ース先端を時 計まわりに まわして
しっかりと最後までねじ込みます。

コ ン プ レ ッ サ ー の ス イ ッ チ が
OFF であることを確認する

応急修理するときは

1
2

3

10

4

5

519

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

コンプレッサーのゴム栓をはずす

コンプレッサーの電源プラグを
取りはずす

コンプレッサーの電源プラグを
アクセサリーソケットに挿し込
む(→ P. 399)

6

7

8

520

7-2. 緊急時の対処法

コンプレッサーにボトルを接続
する

コンプレッサーの切欠き部とボトルの
台形マークの上端とが合う位置まで、
しっかりとボトルを挿し込んでくださ
い。

運転席から見やすい位置に、付属
のラベルを貼り付ける

タイヤの指定空気圧を確認する

運転席側の空気圧ラベルで確認するこ
とができます。(→ P. 444)

ハイブリッドシステムを始動する(

P. 199)

9

10

11

12

521

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

コンプレッサーのスイッチを ON
にし、パンク補修液と空気を充填
する

空気圧が指定空気圧になるまで空気を充填する

一時的に空気圧計が 300 ∼
400kPa

(3.0 ∼ 4.0kg/cm

2

まで上昇し、徐々に減少しま
す。

スイッチを ON にしてから約
1 ∼ 5 分程度で実際の空気圧
になります。

空気圧は、コンプレッサーのスイッ
チを OFF にして確認してください。
空気の入れすぎに注意して、指定空
気圧になるまで充填・確認をくり返
してください。

充填までに必要な時間は、約 5 ∼ 20
分です(外気温により異なります)。
25 分以上充填しても指定空気圧に
ならない場合は、応急修理できませ
ん。コンプレッサーのスイッチを
OFF にして、トヨタ販売店にご連絡
ください。

空気を入れすぎたときは、指定空気圧になるまで空気を抜いてください。

(→ P. 524, 553)

コンプレッサーのスイッチが OFF であることを確認した上で、アクセ
サリーソケットから電源プラグを抜き、タイヤのバルブからボトルの
ホースを取りはずす

ホースを取りはずすときにパンク補修液がもれる可能性があります。

バルブキャップを応急修理したタイヤのバルブに取り付ける

13

14

1

2

15

16

522

7-2. 緊急時の対処法

ボトルのホース先端に空気逃が
しキャップを取り付ける

空気逃がしキャップを取り付けないと
パンク補修液がもれ、車や衣服などが
汚れる可能性があります。

いったん、ボトルとコンプレッサーを接続したままラゲージルームに
収納する

タイヤ内のパンク補修液を均等に広げるために、ただちに約 5km、速
度 80km/h 以下で安全に走行する

走行後、平坦な場所に停車して再
度、応急修理キットを接続する

ボトルのホースを接続する前に、空気
逃がしキャップを取りはずしてくださ
い。

コンプレッサーのスイッチを数秒間 ON にしてから再度 OFF し、空
気圧を確認する

空気圧が130kPa(1.3kg/cm

2

未満の場合:応急修理できませ
ん。トヨタ販売店にご連絡くださ
い。

空気圧が130kPa

(1.3kg/cm

2

以上、指定空気圧未満の場合:
手順

空気圧が指定空気圧

(→P. 553)

の場合:手順

17

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21

1

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22

3

23 

523

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

コンプレッサーのスイッチをONにして指定空気圧まで空気を充填し、
再度、約 5km 走行後にあらためて手順

から実施する

ボトルのホース先端に空気逃が
しキャップを取り付ける

空気逃がしキャップを取り付けないと
パンク補修液がもれ、車や衣服などが
汚れる可能性があります。

ボトルとコンプレッサーを接続したままラゲージルームに収納する

急ブレーキ・急加速・急ハンドルを避け、約 100km 走行以内、かつ
80km/h 以下の速度で、トヨタ販売店まで慎重に運転する

タイヤの修理・交換、応急修理キットの処理についてはトヨタ販売店にご相談くだ
さい。

トヨタ販売店にてタイヤを修理・交換するときに、パンク補修液注入済みであるこ
とを必ずお伝えください。

22

20

23 

24
25

524

7-2. 緊急時の対処法

空気を入れすぎてしまったときは

タイヤからボトルのホースを取りはずす

ボトルのホースから空気逃がしキャップを取りはずし、ホースを再接続する

コンプレッサーのスイッチを数秒間 ON にし、OFF にしてから空気圧計を確認
する

指定空気圧より低いときは、再度コンプレッサーのスイッチを ON にし、指定空
気圧になるまで空気を充填してください。

応急修理後のタイヤのバルブについて

応急修理キットを使用したときは、タイヤのバルブを新品に交換してください。

応急修理キットの点検について

パンク補修液の有効期限の確認は定期的に行ってください。
有効期限はボトルに表示されています。
有効期限が切れたパンク補修液は使用しないでください。応急修理キットによる
修理が正常にできない場合があります。

補修液を廃棄するときは

補修液には環境に有害な物質が含まれています。補修液のボトル、および補修液
の廃棄が必要な際は、トヨタ販売店、または都道府県知事の許可を受けた、専門
の廃棄物処理業者に処理をご依頼ください。

知識

ボトルのホース先端に空気逃がしキャッ
プを取り付け、キャップの突起部をタイヤ
のバルブに押しあて、空気を抜く

1

2

3

4

525

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

応急修理キットについて

応急修理キットは自動車タイヤの空気充填用です。

パンク補修液には有効期限があります。有効期限はボトルに表示されています。
有効期限が切れる前に新しいボトルに交換してください。交換についてはトヨタ
販売店にご相談ください。

パンク補修液ボトル1本でタイヤ1本を1回応急修理できます。使用したパンク
補修液の交換は、トヨタ販売店にご相談ください。コンプレッサーは、くり返
し使用できます。

外気温が−40℃∼60℃のときに使用できます。

応急修理キット搭載車両の装着タイヤ専用です。指定タイヤサイズ以外のタイ
ヤや、他の用途には使用しないでください。

パンク補修液が衣服に付着するとシミになる場合があります。

パンク補修液がホイールやボデーに付着した場合、放置すると取れなくなるお
それがあります。ぬれた布などですみやかにふき取ってください。

応急修理キット作動中は、大きな音がしますが故障ではありません。

タイヤ空気圧の点検や調整には使用しないでください。

526

7-2. 緊急時の対処法

警告

タイヤがパンクしているときは

タイヤがパンクした状態で走行を続けないでください。
短い距離でもパンクしたタイヤで走行すると、タイヤおよびホイールが損傷し
修理できなくなります。パンクした状態で走行を続けると、タイヤ側面に円周
状の溝ができる場合があります。この状態で応急修理キットを使用すると、タ
イヤが破裂する危険があります。

応急修理キットについて

応急修理キットは指定の位置に収納してください。
急ブレーキ時などに応急修理キットが飛び出したりして破損したり、思わぬ事
故につながるおそれがあり危険です。

応急修理キットはお客様の車専用です。他の車には使わないでください。他の
車に使うと思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。

指定タイヤサイズ以外のタイヤや他の用途には使用しないでください。パンク
修理が完全に行われず、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。

パンク補修液について

誤って飲み込むと健康に害があります。その場合はできるだけたくさんの水を
飲み、ただちに医師の診察を受けてください。

もし目に入ったり、皮膚に付いたりした場合には、水でよく洗い流してくださ
い。それでも異常を感じたときは、医師の診察を受けてください。

 

 

 

 

 

 

 

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