Toyota Pixis Truck (2016 year). Manual japanese - part 14

 

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Toyota Pixis Truck (2016 year). Manual japanese - part 14

 

 

積雪、寒冷時の取り扱い

X 積雪、寒冷時の取り扱い

XX

走行前点検と準備

203

積雪、寒冷時の取り扱い

走行前点検と準備

走行前点検の際に下記の点検も行ってください。

足回りなどの着氷

車の下回りをのぞいて、足回りなどに氷塊

が付着していないか確認してください。付

着している氷塊は、部品を損傷しないよう

に十分注意して取り除いてください。ペダ

ル類やハンドルの動きが円滑かどうかも確

認してください。

車体への積雪

屋根に積もった雪は、走行する前に取り除

いてください。走行時、ガラス面に落下す

ると視界のさまたげとなり危険です。

 

氷結している部分を無理に取り除くと塗
装などをいためる場合がありますので注意

してください。

ドアの凍結

ドアが凍結した場合は無理に開けようとする

とドア周りのゴムがはがれたり、破損するお

それがあります。ぬるま湯をかけて氷をと

かしてください。開けたあとは水分をよくふ

き取ってください。不十分ですとまた凍結

することがあります。

ウインドガラスの凍結

凍結しているときは、ぬるま湯をかけて氷

をとかし、水分をよくふき取ってください。

 

氷をとかすときはぬるま湯を使用し、熱湯

はかけないでください。ウインドガラスが

割れるおそれがあります。

 

フロントウインドガラスに付いた氷を取り除

くために、氷をたたいて割らないでくださ

い。フロントウインドガラスの内側(車内

側)が割れるおそれがあります。

ワイパーなどの凍結

ワイパー、ドアミラー、ドアガラスなどが凍っ

たり、雪が固まって動かないときは、ぬる

ま湯をかけて氷や雪をとかし、水分をふき

取ってください。

 

凍結したまま、または雪が固まったままワイ
パー、ドアミラー、ドアガラスなどを無理に
作動させると、ワイパーゴムを損傷したり、

モーターなどが故障するおそれがあります。

乗車時の注意

靴にこびりついた雪は、乗車時によく落とし

てください。ペダル類を操作するときに滑っ

たり、室内の湿気が多くなりガラスが曇った

りすることがあります。また、床面などが

加湿状態となり、腐食の原因となります。

積雪、寒冷時の取り扱い

積雪、寒冷時の取り扱い

204

積雪、寒冷時の走行

雪道、凍結路を走るときはタイヤチェーン

または冬用タイヤを装着してください。

 

積雪時は、スピードを控えめにしてくださ

い。 路面が凍結している可能性が高く、

大変スリップしやすくなり、思わぬ事故に

つながるおそれがあり危険です。 

 

チェーン装着車、冬用タイヤ装着車、ま
た 4WD 車、ABS 装着車であっても慎

重な運転をしてください。

タイヤチェーンの装着

 

後輪駆動車ですので、チェーンは後 2 輪

に装着します。

 

4WD 車も後 2 輪に装着します。

 

チェーンはサイズに合った物を使用してく

ださい。

 

トヨタ純正品のチェーンのご使用をおす

すめします。 

 

トヨタ純正品以外のチェーンの中には、

使用すると車体に当たり、走行のさまた

げとなるおそれがあるものもあります。

詳しくはトヨタ販売店にご相談ください。

 

タイヤチェーンは車のタイヤのサイズに

合った、トヨタ純正品または指定サイズ
の物を使用してください。サイズの合わな

いチェーンを使用すると、ブレーキ配管や

車体を破損し、危険です。

 

タイヤチェーンの 取り付けは各タイヤ

チェーン付属の取扱説明書にしたがって

行ってください。

 

タイヤチェーン装着時は 30km/h 以上で

走行しないでください。タイヤチェーンに

かかる負担が大きくなり、チェーンが切れ

やすくなります。

 

取り付け作業は雪上などをさけ交通のさま

たげにならない安全で平らな場所で行っ
てください。必ず駐車ブレーキをかけ、非

常点滅灯を点滅させ、人や荷物は降ろし、
停止表示板も使用してください。

 

作業をするときは、車体端部などでけがを

しないように注意してください。

 

タイヤチェーンを装着するとホイールキャッ
プに傷が付くおそれがあります。ホイール
キャップ装着車はホイールキャップを取り

外した状態で、タイヤチェーンを装着して

ください。

冬用タイヤの装着

 

冬用タイヤは必ず標準タイヤと同じ指定

サイズのタイヤを使用してください。指定
サイズ以外のタイヤを使用すると安全性

を損ない大変危険です。

 

タイヤは 4 輪とも指定サイズで、同一サ
イズ、同一メーカー、同一銘柄および同

一トレッドパターン(溝模様)の物を装着

してください。

 

タイヤの空気圧を確認してください。 

 

(タイヤの空気圧は運転席側ドア開口部

に記載しています)

 

地方により条例の違いがありますので、

その地区の条例にしたがってください。

積雪、寒冷時の取り扱い

X 積雪、寒冷時の取り扱い

XX

走行中の点検と注意

205

積雪、寒冷時の取り扱い

走行中の点検と注意

ブレーキの凍結

積雪、寒冷時ではブレーキ装置に付着した

水が凍結し、ブレーキの効きが悪くなること

があります。効きが悪い場合は、周囲の安

全に十分注意して効きが回復するまで、数

回ブレーキペダルを軽く踏んでブレーキが

正常に働くことを確認してください。

 

万一、

ブレーキの効きが回復しないときは、

ただちにトヨタ販売店で点検を受けてくだ

さい。

雪道、凍結路の注意

 

雪道や凍結路では、急加速、急減速、
急ブレーキ、急ハンドルをさけてください。
車両が思わぬ動きをして事故につながる

おそれがあり危険です。

走行中の雪の付着

雪道走行時、タイヤハウス裏側に付着した

雪が氷結し、次第にたい積してハンドルの

きれが悪くなることがあります。ときどき異

常のないことを確認してください。ランプ

類などは、走行中に雪のために暗くなるこ

とがあるので、ときどき異常のないことを

確認してください。

積雪、寒冷時の取り扱い

積雪、寒冷時の取り扱い

206

走行後の取り扱い

駐車方法

屋外に駐車するときは、車の前部を風下や

日の当たる方向に向けて止めてください。

エンジンが冷えすぎると、始動しにくくなる

ことがあります。

また、ワイパーアームは起こしてください。

雪の重みでワイパーアームが変形したり、

ブレード部(ゴムの部分)が、ガラスに凍

結したりすることがあります。

 

雪が積もった場所や降雪時に駐車すると

きは、エンジンをかけたままにしないでくだ

さい。エンジンをかけた状態で車の周り

に雪が積もると、排気ガスが車内に侵入

し、重大な健康障害におよぶか、最悪

の場合死亡につながるおそれがあります。

 

エンジンの冷えすぎを防ぐために毛布でお
おったり、フロントバンパー開口部に段
ボールや、新聞紙を挟み込まないでくださ
い。これがもとで燃え出す危険があります。

 

寒冷時は駐車ブレーキをかけるとブレーキ
装置が凍結して駐車ブレーキが解除でき

なくなるおそれがあります。 駐車ブレーキ

をかけずにシフトレバーをオートマチック車

は * レンジ、マニュアル車は 1 速また
は +(後退)に入れて、輪止め * をして

ください。

 

軒下や樹木の下での駐車はさけてくださ

い。落雪で車体を損傷するおそれがあり

ます。

 

降雪時に長時間駐車するときは、アンテ

ナを収納してください。

(アンテナ→ 134 ページ)

洗車方法

凍結防止剤をまいた道路を走行したときは、

早めに下回りと足回りを洗車してください。

放置すると腐食の原因となります。洗車後

は凍結防止のため水分をよくふき取ってく

ださい。

 

ドアのキー挿入口やドア周りのゴム部の

水分は特によくふき取ってください。

* 輪止めはトヨタ販売店で購入できます。

工具類

格納場所  …………………… 208
ジャッキの使いかた  ……… 210

いざというときの処置

エンジンが 

かからないとき  ………… 214

スタック(立ち往生) 

したとき  ………………… 214

故障したとき  ……………… 215
けん引されるとき  ………… 217
パンクしたとき  …………… 220
タイヤの交換  ……………… 221
バッテリーあがりの処置  … 226
オーバーヒートの処置  …… 228
キーを閉じ込めたとき  …… 230
車両を緊急停止するには  … 230
事故が起きたとき  ………… 231

いざというときに

いざというときに

208

工具類

格納場所

工具の位置

工具

 

グローブボックス内に収納しています。

工具を収納するときは

 

付属のゴムバンドで工具袋の中央部を締

め付けて軽く振り、工具がぶつかる音が

しないことを確認してください。

 

工具袋

工具袋

ホイール ナットレンチ

けん引フック

(オプション/グレード別装備)

ジャッキハンドル(C)

ジャッキハンドル(B)

ジャッキハンドル(A)

(ジャッキの使いかた→ 210 ページ)

(けん引されるとき→ 217 ページ)

(タイヤの交換→ 221 ページ)

ジャッキの位置

 

助手席側シート下部(エンジンルーム内)

に収納しています。

(エンジンルームの開閉→ 173 ページ)

スペアタイヤの位置

 

テールゲート下部に収納しています。

いざというときに

X 工具類

XX

格納場所

209

いざというときに

ジャッキを使用するときは

 

必ずエンジンを停止し、エンジンが十分冷えた状態で取り外してください。エンジンの回転
部分や電気部分で思わぬけがをしたり、高温部分でやけどをするおそれがあり危険です。

 

エンジン停止後は、ジャッキが熱くなっていることがありますので、ジャッキが十分に冷めてい
るのを確認してから取り外してください。ジャッキが熱い状態で触ると、やけどをするおそれが
あり危険です。

 

スペア タイヤ、ジャッキ、工具は所定の位置にしっかり固定してください。室内などに放置
すると、急ブレーキ時などに工具が体に当たるなど、大変危険です。

 

スペアタイヤに足をかけないでください。スペアタイヤキャリアが変形し、スペアタイヤがガタ

つき、外れて落下するおそれがあります。

いざというときに

工具類

210

ジャッキの使いかた

 

ジャッキアップした車の下には絶対にもぐらないでください。万一ジャッキが外れると身体が

車の下敷きになり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあり危険

です。

 

ジャッキアップするときはジャッキの上や下に物を挟まないでください。

 

ジャッキアップするときは、必ず、駐車ブレーキをかけ、オートマチック車はシフトレバーを *
レンジに、マニュアル車は 1 速に入れて、輪止めをしてください。車が動き出すおそれがあ
り危険です。

 

ジャッキは砂や石ころのない安定した平らなかたい場所を選んでセットしてください。ジャッキ

アップしたとき、車が動き思わぬ事故につながるおそれがあります。

 

車に備え付けのジャッキは、タイヤの交換、タイヤチェーンの脱着以外には使用しないでくだ

さい。

 

ジャッキアップするときは、交換するタイヤと対角線上にあるタイヤの前後に輪止めをしてくだ
さい。

 

ジャッキは、セット位置以外にかけないでください。外れたり、車を損傷するおそれがあります。

 

ジャッキアップするときは、人や荷物を車から降ろしてください。

 

ジャッキは、伸ばすほど不安定になります。タイヤが地面から 3cm 以上離れないようにして

ください。

 

ジャッキアップしているときは、エンジンをかけないでください。

 

タイヤのローテーション時などに、車載のジャッキを用いて、両車輪同時に上げるようなこと

はしないでください。接地しているタイヤが動き、車体がずれるおそれがあります。

 

車に備え付けのジャッキは、お客様のお車専用です。ほかの車に使用したり、ほかの車の

ジャッキをお客様のお車に使用しないでください。車を損傷したり、思わぬ事故につながる

おそれがあり危険です。

いざというときに

X 工具類

XX

ジャッキの使いかた

211

いざというときに

フロント

サスペンション
アーム

ジャッキセット

位置

ジャッキ

正面視

下面視

 

図のジャッキセット位置からずれないよう

に、ジャッキ頭部の中心とジャッキセット位

置の凸部分を合わせてセットしてください。

リヤ

ジャッキ

車軸

 

ジャッキは車軸に対して直角に合わせ、
ジャッキ頭部の中心と車軸の中心を合わ

せてセットしてください。

ジャッキをセットする位置

取り替えるタイヤに近いジャッキセット位置にセットします。

 

ジャッキは必ずジャッキセット位置にセットしてください。

いざというときに

工具類

212

ジャッキのかけかた

 

操作手順

ジャッキを手で回して、セット位置まで

上げる

ジャッキが確実にセット位置にかかって

いることを確認し、ジャッキハンドルを

使って、タイヤが地面から少し離れる位

置まで車を持ち上げる

 

ジャッキハンドルは図のように組み立てて使用してください。

ホイールナットレンチ

ジャッキ

ハンドル(A)

ボルト

ジャッキ

ハンドル(B)

ジャッキ

ハンドル(C)

いざというときに

X 工具類

XX

ジャッキの使いかた

213

いざというときに

ガレージジャッキ(市販品)を使用する場合

車両前側

ガレージジャッキ
セット位置

車両前側ガレージジャッキセット位置

車両後側

車両後側ガレージジャッキセット位置

車両前側リジッドラックセット位置

車両前側

車両後側リジッドラックセット位置

車両後側

車両前側

車両後側

ガレージジャッキを使用する場合は、図のガレージジャッキ位置にセットしてジャッキアップ

を行ってください。その際は、必ずリジッドラック(市販品)をリジッドラックセット位置にセッ

トしてください。

 

ガレージジャッキおよびリジッドラックは、必ず正しい位置にセットしてください。正しい位置に
セットしていないと、けがをしたり、車が損傷したりするおそれがあります。

いざというときに

214

いざというときの処置

エンジンがかからないとき

燃料カットシステム

外部から強い衝撃を受けてエンジンが止まってしまった場合、燃料カットシステムが作動し

ている可能性があります。燃料カットシステムはエンジンへの燃料の供給を停止させること

により火災などの二次災害を防止する装置です。

 

エンジンを再始動するには

エンジンを再始動する際にはエンジンスイッチを“LOCK”または“ACC”に戻してから行っ

てください。

 

燃料漏れのおそれがあるとき、また、燃料のにおいがするときは、エンジンを再始動せずに、

お近くのトヨタ販売店にご連絡ください。

スタック(立ち往生)したとき

スタックから脱出するには

ぬかるみや砂地、深雪路などでタイヤが空転したり、埋まり込んで動けなくなったときは、

下記の手順にしたがって脱出操作をしてください。

 

脱出操作をする前に

 

必ず周囲に他の車、物、または人がいないことを十分に確認してください。 

 

スタックから脱出する際に、車が前後に飛び出したり、あてがった石や木が飛散したりする

おそれがあり危険です。

 

シフトレバーを操作するときは、アクセルペダルを踏んだまま操作しないでください。車が急

発進したり、トランスミッションなどに重大な損傷をあたえるなどして思わぬ事故につながるお

それがあり危険です。

 

タイヤを高速で回転させないでください。タイヤがバースト(破裂)したり、異常過熱するた

め思わぬ事故につながるおそれがあります。

 

アクセルペダルを過度に踏んで空ぶかししたり、タイヤを空転させないでください。トランスミッ

ションなどを損傷し、思わぬ事故につながるおそれがあります。

 

数回試して脱出できないときは、脱出操作を中止し、けん引による救援を依頼してください。

(けん引されるとき→ 217 ページ)

いざというときに

X いざというときの処置

XX

故障したとき

215

いざというときに

4WD 車、スーパーデフロック装着車

 

状況によって、4WD に切り替えたり、スーパーデフロックを“ON”にすると、脱出が容易

になる場合があります。

(パートタイム4WD → 119 ページ)

(スーパーデフロック→ 122 ページ)

 

脱出手順

駐車ブレーキをかけ、シフトレバーをオートマチック車は * レンジに、マニュアル車は

ニュートラルに入れ、エンジンを停止します。

タイヤ前後の土や雪などを取り除きます。

スリップしているタイヤの下に、石や木などをあてがい滑り止めにします。

エンジンを始動します。

シフトレバーをオートマチック車は & または + レンジに、マニュアル車は 1 速または

+ に確実に入れ、注意しながら、アクセルペダルを軽く踏みます。

故障したとき

エンスト

安全な場所まで移動してください。 

 

付近に人がいる場合は押してもらってください。

 

車を押す場合、シフトレバーはニュートラルに入れてください。

 

エンジンスイッチを“START”の位置で保持しても、緊急避難時に車を動かすことができま
せん。

 

緊急を要する場合は発炎筒で合図してください。

踏切内の場合

踏切内で動かなくなったり、脱輪などですぐ動かせない場合は、ただちに踏切の非常ボタ

ンを押してください。

いざというときに

いざというときの処置

216

発炎筒

発炎筒

発炎筒は高速道路や踏切内での故障など、非常事態が発生したときに使用する非常信号
用具です。

 

設置場所

グローブボックスの下に設置されています。

 

非常用信号としてのみお使いください。

 

お子さまに絶対触らせないでください。いたずらなどにより発炎筒が発火し、思わぬ事故に
つながるおそれがあり危険です。

 

発炎筒を使うとき、顔や体に向けるとやけどなど重大な傷害を受けるおそれがあり危険です。

 

ガソリンなどの可燃物のそばで使用しないでください。引火してやけどなど重大な傷害を受け
るおそれがあり危険です。

 

トンネル内では使用しないでください。煙で視界を悪くするので、トンネル内では非常点滅灯

や懐中電灯で合図してください。

 

使用方法は、発炎筒に記載されています。あらかじめよく読んでください。

 

発炎筒を使うときは、非常点滅灯も点滅させてください。

 

発炎筒には有効期限がありますので、事前に確認しておいてください。

いざというときに

X いざというときの処置

XX

けん引されるとき

217

いざというときに

けん引されるとき

故障車の移動は、トヨタ販売店、または JAF などに依頼し、車両積載車で 4 輪とも持ち

上げて運搬してください。

(別冊の「メンテナンスノート」巻末のトヨタサービス網、JAF ロードサービスを参考にし

てください。)

 

後輪だけを持ち上げたけん引は、車両が不安定になるので、行わないでください。

 

4WD 車の場合、前輪、または後輪だけを持ち上げたけん引は絶対にしないでください。   

前輪、

または後輪だけを持ち上げて運搬すると、駆動装置が損傷したり、車がレッカー車(台

車)から飛び出すおそれがあります。

やむを得ず、ロープによるけん引をするときは、下記の警告、注意にしたがってください。

 

他車をけん引する能力はありません。車体のいずれかにロープをかけるなどのけん引はしない

でください。

 

下記の場合は、駆動系の故障が考えられるため、ロープによるけん引はせずにトヨタ販売
店にご連絡ください。

 

エンジンはかかるが車が動かない

 

異常な音がする

いざというときに

いざというときの処置

218

 

けん引を行う前に

 

けん引される車は、下記の事項を守って慎重に運転してください。通常と同じ感覚で運転す
ると、事故につながるおそれがあり危険です。

 

できるだけ人や荷物をおろし、車体を軽くしてください。

 

エンジンスイッチはハンドルロックを解除させるために“ACC”にし、シフトレバーはニュート
ラルにしてください。

 

エンジンが停止していると、いつもよりハンドル操作が重くなりますので、できるだけエンジ

ンを始動してください。 

 

また、ブレーキの効きが悪くなりますので、通常より強めにブレーキペダルを踏んでください。

 

ロープによるけん引を行う前に、駆動系に故障がないことを、

トヨタ販売店にご確認ください。 

駆動系に故障の可能性がある場合は、ロープによるけん引はしないでください。

 

オートマチック車、4WD 車の場合、ロープによるけん引をするときの速度は 30km/h 以下、
けん引距離は 50km 以内にしてください。この速度・距離を超えると、トランスミッションに

悪影響をおよぼし、損傷するおそれがあります。

 

長い下り坂では、ブレーキが過熱して、効かなくなるおそれがありますので、けん引しないで

ください。

 

 

 

 

 

 

 

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