Toyota Auris (2016 year). Manual japanese - part 10

 

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Toyota Auris (2016 year). Manual japanese - part 10

 

 

143

4-2. 運転のしかた

4

運転

燃費向上や騒音の低減のために、通常は D ポジションを使用してください。

P ポジションスイッチを使用して、P ポジションへ切りかえることがで
きます。

車を完全に停止させ、パーキングブ
レーキをかけ、P ポジションスイッ
チを押す

シフトポジションをPにすると、スイッ
チの作動表示灯が点灯します。

シフトポジション表示灯の P が点灯し
ていることを確認してください。

シフトポジションの使用目的

シフトポジション

目的および状態

P

駐車またはハイブリッドシステムの始動

R

後退

N

動力が伝わらない状態

D

通常走行

B

坂道や急な下り坂など、強いエンジンブレーキが必要なと

P ポジションスイッチ

144

4-2. 運転のしかた

P から他のシフトポジションに切りかえるときは

ブレーキペダルをしっかり踏みながら、シフトレバーを操作します。
ブレーキペダルを踏まずにシフトレバーを操作すると、ブザーが鳴
り、シフトポジションの切りかえができません。

操作後は、シフトポジション表示灯で、目的のシフトポジションに
切りかわったことを必ず確認してください。

P から直接、シフトポジションを B に切りかえることはできません。

走行・使用条件に合わせて次のモードを選択できます。

エコドライブモード

通常にくらべてアクセルペダルの踏み込みに対するトルクの発生がゆる
やかになり、またエアコン(暖房/冷房)の作動を抑え、燃費を向上さ
せる走行に適しています。

スイッチを押すと、メーター内の ECO MODE 表示灯が点灯します。

通常走行モードにもどすときは再度スイッチを押します。

パワーモード

山岳路などで、アクセルレスポンスのよい、きびきびとした走りを楽し
みたいときに適しています。

スイッチを押すと、メーター内のパワーモード 表示灯が点灯します。

通常走行モードにもどすときは再度スイッチを押します。

走行モードの選択

1

2

145

4-2. 運転のしかた

4

運転

エンジンブレーキについて

高速走行時は、通常の車にくらべてエンジンブレーキによる減速感が小さくな
ります。

強いエンジンブレーキが必要な場合は、シフトポジションを B にしてください。
B のまま走行し続けると、燃費の悪化につながります。通常は D で走行してく
ださい。

リバース警告ブザー

シフトポジションを R に入れるとブザーが鳴り、R にあることを運転者に知ら
せます。

シフトポジションが N でアクセルペダルを踏んだとき

ブザーが鳴り、N であることを運転者に知らせます。

エコドライブモードのエアコン作動について

エコドライブモードは暖房・冷房の作動や風量を抑制して、燃費向上を図ってい
ます。

(oP. 211)空調の効きをより良くしたいときは、設定温度や風量を調整

するか、またはエコドライブモードを解除してください。

シフトポジションについて

パワースイッチが OFF のときはシフトポジションの切りかえはできません。

パワースイッチが ON モードで、READY インジケーターが消灯しているとき
は、N にのみ切りかえが可能です。シフトレバーを操作して D または R の位
置で保持したときも N に切りかわります。

READY インジケーターが点灯中は、P から、D・N・R を選択できます。

READYインジケーターが点滅しているときは、シフトレバーを操作してもPか
ら他のシフトポジションに切りかえることはできません。READY インジケー
ターが点滅から点灯にかわってから、再度シフトレバーを操作してください。

D 以外から直接、B に切りかえることはできません。

また、次に示す操作をするとブザーが鳴り、シフトポジションの切りかえが無効
になるときや、自動的に N に切りかわる場合があります。その場合は適切なシフ
トポジションに切りかえてください。

シフトポジションの切りかえを無効にするとき

・ P からブレーキペダルを踏まずにシフトレバーを操作したとき
・ P または N から、B を選択したとき

知識

146

4-2. 運転のしかた

自動的にシフトポジションが N に切りかわるとき

・ 走行中に、P ポジションスイッチを押したとき

※ 1

・ 車両が前進しているときに R を選択したとき

※ 2

・ 車両が後退しているときに D を選択したとき

※ 3

・ R から B を選択したとき

※ 1

極低速走行時は、P に切りかわることがあります。

※ 2

低速走行時は、R に切りかわることがあります。

※ 3

低速走行時は、D に切りかわることがあります。

クルーズコントロール

を使って走行しているとき

エンジンブレーキを目的に走行モードをパワーモードにしても、クルーズコント
ロールが解除されないためエンジンブレーキは効きません。(oP. 190)

警告

すべりやすい路面を走行するとき

急なアクセル操作や、シフト操作を行わないでください。エンジンブレーキ力
の急激な変化が横すべりやスピンの原因になりますので注意してください。

シフトレバーについて

シフトレバーのノブを取りはずしたり、純正品以外のノブを取り付けたりしな
いでください。また、ものをぶら下げたりしないでください。シフトレバーが
定位置にもどらなくなって、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。

P ポジションスイッチについて

車が動いているときは、P ポジションスイッチにふれないでください。
停車直前など、極低速走行中に P ポジションスイッチを押すと、シフトポジ
ションが P に切りかわることがあるため、車が急停止して思わぬ事故につな
がるおそれがあり危険です。

意図せぬシフトポジションの切りかわりを防止するため、操作時以外は P ポジ
ションスイッチやシフトレバーにふれないでください。

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

147

4-2. 運転のしかた

4

運転

注意

シフト制御システムの異常が考えられるとき

次のような状態になったときは、シフト制御システムの異常が考えられます。
安全で平坦な場所に停車し、パーキングブレーキをかけて、トヨタ販売店にご
連絡ください。

マルチインフォメーションディスプレイにシフト制御システムの異常警告メッ
セージが表示されたとき (→ P. 296)

シフトポジション表示灯が点灯しないとき

駆動用電池の充電について

シフトポジションが N では、ガソリンエンジンが回転していても駆動用電池は
充電されないため、N で長時間放置すると駆動用電池の残量が低下し、走行不
能になるおそれがあります。

P ポジションから切りかわらないとき

補機バッテリーあがりの可能性があります。補機バッテリーを確認してくださ
い。 ( → P. 331)

シフトレバーと P ポジションスイッチ操作について

シフトレバーとP ポジションスイッチの連続操作をくり返し行わないでくださ
い。システム保護のため一時的に P ポジションから切りかえることができなく
なります。この場合は、約 20 秒待ってから操作してください。

148

4-2. 運転のしかた

左折

左側へ車線変更

(レバーを途中で保持)

レバーを離すまで左側方向指示灯が点
滅します。

右側へ車線変更

(レバーを途中で保持)

レバーを離すまで右側方向指示灯が点
滅します。

右折

作動条件

パワースイッチが ON モードのとき

表示灯の点滅が異常に速くなったとき

方向指示灯の電球が切れていないか確認してください。

方向指示レバー

操作のしかた

1
2

3

4

知識

149

4-2. 運転のしかた

4

運転

パーキングブレーキをかけるに
はブレーキペダルを踏みながら、
パ ー キ ン グ ブ レ ー キ レ バ ー を
いっぱいまで引く

パーキングブレーキを解除する
には、レバーを少し引き上げ、ボ
タンを押しながら完全に下まで
もどす

駐車するとき

→ P. 124

パーキングブレーキ未解除警告ブザー

パーキングブレーキをかけたまま車速が 5km/h をこえたとき、警告ブザーが鳴
り、マルチインフォメーションディスプレイに「パーキングブレーキを解除して
ください」と表示されます。

冬季のパーキングブレーキの使用について

→ P. 203

パーキングブレーキ

操作のしかた

1

2

知識

注意

走行前の注意

パーキングブレーキを完全に解除してください。
パーキングブレーキがかかったまま走行すると、ブレーキ部品が過熱し、ブレー
キの効きが悪くなったり、早く摩耗したりするおそれがあります。

150

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

ヘッドランプ・LED デイ
ライト(→ P. 151)・車
幅灯などを自動点灯・消

(パワ ー スイ ッ チが ON

モードのとき)

車幅灯・尾灯・番号灯・イ
ンストルメントパネルラ
ンプを点灯

上記ランプとヘッドラン
プを点灯

消灯

ヘッドランプ点灯時ハイビーム
に切りかえ

レ バーをもとの 位置へもど すとロー
ビームにもどります。

レバーを引いているあいだ、ハイ
ビームを点灯

ランプが消灯していても、ハイビーム
が点灯します。レバーを離すと、ロー
ビームにもどる、または消灯します。

ランプスイッチ

自動または手動でヘッドランプなどを点灯できます。

操作のしかた

1

2

3

4

ハイビームにする

1

2

151

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

4

運転

LED デイライト

日中での走行時、自車が他の運転者から見やすくなるように、ハイブリッドシス
テム始動後、パーキングブレーキを解除して、ランプスイッチを AUTO にする
と、LED デイライトが自動で点灯します。(車幅灯より明るく点灯します)

LED デイライトは夜間の使用を意図したものではありません。

ライトセンサー

ランプ消し忘れ防止機能

パワースイッチを OFF にして運転席ドアを開けると、すべてのランプが消灯し
ます。
再びランプを点灯する場合は、パワースイッチを ON モードにするか、一度ラン
プスイッチを OFF にもどし、再度

または

の位置にします。

ランプ消し忘れ警告ブザー

ヘッドランプ・尾灯が点灯している状態で運転席ドアを開けると、ランプ類の消
し忘れを警告するブザーが鳴ります。

オートレベリングシステム

通行人や対向車がまぶしくないように、乗車人数・荷物の量などによる車の姿勢
の変化に合わせて、ヘッドランプの光軸を自動で調整します。

節電機能

車両の補機バッテリーあがりを防止するため、パワースイッチがアクセサリー
モードまたは OFF の状態でヘッドランプまたは尾灯が点灯している場合、節電
機能が働き約 20 分後にすべてのランプが自動消灯します。
次のいずれかをおこなった場合、節電機能は解除されます。

・ パワースイッチを ON モードにしたとき
・ ランプスイッチを操作したとき
・ ドアを開閉したとき

カスタマイズ機能

ライトセンサーの感度の設定などを変更できます。

(カスタマイズ一覧:→ P. 350)

知識

センサーの上にものを置いたり、センサーを
ふさぐようなものをフロントウインドウガ
ラスに貼らないでください。周囲からの光が
さえぎられると、自動点灯・消灯機能が正常
に働かなくなります。

152

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

注意

補機バッテリーあがりを防止するために

ハイブリッドシステムを停止した状態でランプ類を長時間点灯しないでくださ
い。

153

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

4

運転

消灯する

点灯する

点灯条件

ヘッドランプまたは車幅灯が点灯しているときに使用できます。

フォグランプスイッチ

雨や霧などの悪天候下での視界を確保します。

1
2

知識

154

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

次のようにレバーを操作して、ワイパーの作動を選択します。

間欠作動(INT)

低速作動(LO)

高速作動(HI)

一時作動(MIST)

間欠作動を選択しているとき、間欠時間を調整することができます。

間欠ワイパーの作動頻度(増)

間欠ワイパーの作動頻度(減)

ウォッシャー液を出す

ワイパーが連動して作動します。

ワイパー & ウォッシャー(フロント)

操作のしかた

1
2
3
4

5
6

7

155

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

4

運転

作動条件

パワースイッチが ON モードのとき

ウォッシャー液が出ないとき

ウォッシャー液量が不足していないのにウォッシャー液が出ないときは、ノズル
のつまりを点検してください。

知識

警告

ウォッシャー使用時の警告

寒冷時はフロントウインドウガラスが暖まるまでウォッシャー液を使用しない
でください。ウォッシャー液がフロントウインドウガラスに凍りつき、視界不
良を起こして思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡
につながるおそれがあります。

注意

フロントウィンドウガラスが乾いているとき

ワイパーを使わないでください。
ガラスを傷付けるおそれがあります。

ウォッシャー液が出ないとき

ウォッシャースイッチを操作し続けないでください。
ポンプが故障するおそれがあります。

ノズルがつまったとき

ノズルがつまったときはトヨタ販売店へご連絡ください。
ピンなどで取り除かないでください。
ノズルが損傷するおそれがあります。

156

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

次のようにレバーをまわしてワイパーの作動を選択します。

間欠作動(LO)

通常作動(HI)

ウォッシャー液を出す

ワイパーが連動して作動します。

作動条件

パワースイッチが ON モードのとき

ウォッシャー液が出ないときは

ウォッシャー液量が不足していないのにウォッシャー液が出ないときは、ノズル
のつまりを点検してください。

ワイパー & ウォッシャー(リヤ)

操作のしかた

1

2

3

知識

157

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

4

運転

注意

リヤウインドウガラスが乾いているときは

ワイパーを使わないでください。
ガラスを傷付けるおそれがあります。

ウォッシャー液が出ないときは

ウォッシャースイッチを操作し続けないでください。
ポンプが故障するおそれがあります。

ノズルがつまったときは

ノズルがつまったときはトヨタ販売店へご連絡ください。

ピンなどで取り除かないでください。
ノズルが損傷するおそれがあります。

158

4-4. 給油のしかた

ドアとドアガラスを閉め、パワースイッチを OFF にしてください。

燃料の種類を確認してください。

燃料の種類

無鉛レギュラーガソリン

エタノール混合燃料について

エタノール混合燃料(エタノールの混合率 3% 以下、含酸素化合物の含酸素率
1.3% 以下)も使用することができます。

給油口の開け方

給油する前に

知識

警告

給油するときは

次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと火災を引き起こすなど、重大な傷害におよぶか、最悪の
場合死亡につながるおそれがあります。

給油前にボデーなどの金属部分にふれて体の静電気を除去してください。除去
したあとは給油が完了するまで、車内にもどったり、他の人やものにふれない
でください。また、給油口に静電気を除去していない人を近付けないでくださ
い。
静電気を帯電した人が給油口に近付くと、放電による火花で燃料に引火するお
それがあります。

キャップはツマミ部分を持ち、ゆっくりと開けてください。また、キャップを
ゆるめたときに、

“シュー”という音がする場合は、その音が止まるまでキャッ

プを保持してください。
すぐに開けると、気温が高いときなどに、給油口から燃料が噴き出るおそれが
あります。

 

 

 

 

 

 

 

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