Suzuki Baleno (2017 year). Manual japanese - part 20

 

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Suzuki Baleno (2017 year). Manual japanese - part 20

 

 

7

万一のとき/パンク

7-6

タイヤバルブからキャップ(2)を
反時計方向にまわして外します。コ
ア回し(3)の羽根状部分の先端な
どでバルブ内のバルブコア(4)を
押し、タイヤに残った空気を完全に
抜きます。

50M0165

コア回し(3)でバルブコア(4)
を反時計方向にまわして外します。

バルブコアは再使用します。汚れ

ないようにきれいなところへ保管
します。

50M0123

注入ホースの先端をタイヤバルブに
差し込みます。修理剤ボトルを逆さ
まにして持ち、手で何回も圧迫し、
修理剤をすべてタイヤ内に注入しま
す。

空になったボトルは、修理剤の抜

き取りに必要なため、タイヤ交換
または修理を依頼するときにスズ
キサービス工場にお渡しくださ
い。

こぼれた修理剤は、ふき取るかそ

のまま乾燥させてからはがしま
す。

82K121

バルブコアを外すとき、タイヤに空気
が残っているとバルブコアが飛び出す
ことがあります。慎重に外してくださ
い。

5

(2)

(4)

(3)

6

(4)

(3)

7

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

7

万一のとき/パンク

7-7

注入ホースをタイヤバルブから引き
抜き、コア回し(3)でバルブコア
(4)をタイヤバルブにしっかりと
ねじ込みます。

外しておいたバルブコアが汚れて

いたり紛失したりした場合は、タ
イヤパンク応急修理セット内にあ
る予備のバルブコアをご使用くだ
さい。

50M0124

エアコンプレッサーの底面から、
ホースを取り出します。

エアコンプレッサーのホース(5)
先端の口金をタイヤバルブにねじ込
みます。

72M00187

エアコンプレッサーのスイッチが
OFF になっていることを確認しま
す。電源プラグ(6)をアクセサリー
ソケット(7)に差し込み、エンジ
ンスイッチを 

 にします。

68PJ70001

エ ア コ ン プ レ ッ サ ー の ス イ ッ チ
(8 )を O N にし、空気を入れま
す。タイヤ空気圧が指定空気圧にな
るまで昇圧させます。

72M00188

8

(4)

(3)

9

10

(5)

11

ACC

(7)

(6)

12

(8)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

7

万一のとき/パンク

7-8

タイヤがホイールリムから外れて

いる場合は、空気が漏れないよう
にリムとタイヤのすきまをなくす
ようにしてから、コンプレッサー
を作動させます。(すきまがなく
なれば空気圧が上がります。)

指定空気圧まで昇圧するには、約

10 分程度が必要です。10 分以内
に指定空気圧まで昇圧しないとき
は、タイヤがひどい損傷を受けて
いる可能性があります。この場合
は、本修理セットによる応急修理
が で き ま せ ん。ス ズ キ 代 理 店 や
JAF などのロードサービス事業者
にご連絡ください。

空気を入れすぎたときは、コンプ

レッサーのホース先端の口金をゆ
るめて、空気を抜きます。

指定空気圧まで昇圧できたら、修理
剤をタイヤ内にゆきわたらせるた
め、コンプレッサーを収納し、ただ
ちに走行します。スピードを控えめ
にして、急加速や急ハンドル、急ブ
レーキなどはせず、慎重に運転して
ください。

約10分間または5 km程度走行した
ら、タイヤ空気圧をコンプレッサー
の空気圧計で確認します。空気圧が
130 kPa(1.3 kgf/cm

2

)以上あれ

ば、パンク応急修理の完了です。再
度、指定空気圧に調整してくださ
い。

タイヤ空気圧を測定するときは、

コンプレッサーのホース先端の口
金をタイヤバルブにねじ込んだあ
とに電源をつなぎ、一度スイッチ
を ON にしたあと、すぐにスイッ
チを OFF にして空気圧を確認しま
す。

コンプレッサーを作動させていると
きは、タイヤの近くに立たないでく
ださい。万一バーストなどした場合
に、けがのおそれがあります。

タイヤがふくらむと、タイヤがリム
部にはまり込みます。指などをはさ
まないように注意してください。

コンプレッサーの起動・停止は、コ
ン プ レ ッ サ ー 本 体 の ス イ ッ チ で 行
なってください。

コンプレッサーは10分以上連続して
作動させないでください。故障につ
ながるおそれがあります。

タイヤの指定空気圧は、運転席ドアの
開口部に貼付してある空気圧ラベルで
確認できます。

13

14

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

7

万一のとき/パンク

7-9

走行後、タイヤ空気圧が 130 kPa

未満に低下していた場合は、本修
理セットによる応急修理ができて
いないことを示しています。走行
を中止して、スズキ代理店や JAF
などのロードサービス事業者にご
連絡ください。

異常がなければ、付属の速度制限
シールを運転者のよく見えるところ
に貼ります。十分注意して 80 km/
h以下の速度で走行してください。

68PJ70038

タイヤを応急修理したあとは

応急修理剤を使用したタイヤは、一時的
に使用するものです。すみやかにスズキ
サービス工場で、タイヤ交換または修理
してください。

タイヤ交換または修理を依頼するとき
は、修理剤を使用したことを知らせて
ください。また、修理剤の抜き取りに
必要なため、空になった修理剤ボトル
を渡してください。

ホイールは、付着した修理剤をふき取
り、バルブコアを新しいものに交換す
れば再使用できます。

タイヤを修理・再使用するときは、付
着した修理剤をふき取る必要がありま
す。ただし、タイヤの損傷の程度によっ
ては、再使用できない場合があります。

新しい修理剤はスズキ販売店またはス
ズキ代理店でご購入ください。

お車にはスペアタイヤが搭載されていま
せん。
スペアタイヤ(市販品)が準備できない
場合は、タイヤパンク応急修理セットを
ご使用ください。
→ 7-3ページ

(タイヤパンク応急修理セット)

他車に注意をうながすため、非常点
滅表示灯を点滅させます。他車の通
行のじゃまにならず、安全に作業が
でき、地面が硬くて平らな場所に車
を移動します。

走行後、必ず空気圧のチェックを行な
い、応急修理の完了を確認してくださ
い。

次のような場所には、速度制限シール
を貼らないでください。

SRS エアバッグの収納部。万一のと
きに、エアバッグが正常にふくらま
なくなるおそれがあります。

警告灯やスピードメーターが見えな
くなる位置

15

Mph

80
50

&

km/h

M A X

タイヤ交換の準備

1

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

7

万一のとき/パンク

7-10

パーキングブレーキをしっかりとか
けます。

セレクトレバーを 

 に入れ、エ

ンジンを止めます。

必要に応じて、停止表示板(別売り)
を置きます。

交換するタイヤ(2)と対角線の位
置にあるタイヤの前後に、輪止め

(1)(市販品)を置きます。

80J1245

工具、ジャッキ、スペアタイヤを取
り出します。同乗者がいるときや重
い荷物を載せているときは、車から
降ろします。

万一ジャッキが外れたときに足な
どをはさまないために、取り出し
たスペアタイヤは、交換するタイ
ヤの近くの車体の下に置いてくだ
さい。

80J323

フルホイールキャップ(タイプ別装
備)を外します。

傷つき防止のため、ジャッキバー

(3)の先端に布(4)をあてがっ

てホイールとキャップの間に差し
込み、こじって外します。

64L70260

ホイールナットレンチ(5)でホイー
ルナット 4 個を反時計方向にまわ
し、手でナットが軽くまわるくらい
までゆるめます。

64L70270

2

P

3

(1)

(2)

4

スペアタイヤを地面に置くときは、ホ
イール表面を上にすると傷つきにくく
なります。

5

(3)

(4)

6

(5)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

7

万一のとき/パンク

7-11

ジャッキアップをする前に、パーキング
ブレーキをしっかりとかけてください。

セレクトレバーを 

  に入れ、エンジ

ンを止めてください。

ジャッキバー取り付け部を手でまわ
してジャッキを広げ、ジャッキ頭部
の凹み部を車載ジャッキ指定位置に
軽く接触させます。

ジ ャ ッ キ 頭 部 を 軽 く ゆ す っ て、
ジャッキ頭部の凹み部が指定位置に
はまっているか確認します。

68PJ70029

ジャッキに、ジャッキバーとホイー
ルナットレンチを取り付けます。
(次の図参照)

ジャッキバーは次の図のように、
ホイールナットレンチの穴に差し
込みます。

ホイールナットレンチをまわして、
タイヤが地面から少し離れるまで、
車体を慎重に持ち上げます。

68PJ70030

万一ジャッキが外れると、身体がはさ
まれ重大な傷害を受けたり、車が動き
出して思わぬ事故につながったりする
おそれがあります。ジャッキアップす
るときは次のことをお守りください。

地面が硬くて平らな場所でジャッキ
アップしてください。

ジャッキは、タイヤ交換またはタイヤ
パンク修理だけに使用してください。

ジャッキはこの車に付属のものを使
用し、ほかの車のものは使用しない
でください。また、この車のジャッキ
をほかの車に使用しないでください。

ジャッキは必ず指定された位置にか
け て く だ さ い。指 定 以 外 の 位 置 に
ジャッキをかけると、ジャッキが外
れたり、車を損傷したりするおそれ
があります。

ジャッキで必要以上に車を持ち上げ
ないでください。

ジャッキで車を持ち上げているとき
は、車の下にもぐったり、エンジン
をかけたり、車をゆすったりしない
でください。

ジャッキアップするときに、ジャッ
キの上や下にものをはさまないでく
ださい。

複数のジャッキを使用して、複数輪
を同時にジャッキアップしないでく
ださい。

ジャッキアップ

P

1

(1) 車載ジャッキ指定位置

(2) ジャッキバー
(3) ホイールナットレンチ

2

(1)

(1)

3

4

(2)

(3)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

万一のとき/パンク

7-12

7

ガレージジャッキ(市販品)を使用するときは

ガレージジャッキおよびリジッドラック(市販品)の指定位置を下図に示します。詳細
については、スズキ販売店またはスズキ代理店にご相談ください。

68PJ70002

必ず図に示す指定位置を守ってください。

ジャッキアップした車体を保持する際は、必ずリジッドラックに掛け替えてくださ
い。

フロント側またはリヤ側のみをジャッキアップする際は、必ず接地側のタイヤの前
後に輪止め(市販品)を置いてください。

フロント側をジャッキアップする際は、エンジンアンダーカバーに接触しないよう
車両側面からもかける位置を確認してください。

トルクロッド

締め付けボルト

フロント側

ガレージジャッキ指定位置

ガレージジャッキ

ガレージジャッキ

リヤ側

ガレージジャッキ指定位置

リヤ側リジッドラック指定位置

リジッド
ラック

リジッド
ラック

フロント側リジッドラック指定位置

フロント側

フック

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

7

万一のとき/パンク

7-13

ホイールナットを外して、タイヤを
取り外します。外したタイヤは、車
体の下に置きます。

次の場所の汚れや異物を取り除きま
す。

交換するホイールの取り付け面

(1)

車体側の取り付け面(ハブ面)

(2)

ボルトやホイールナットのネジ部

(3)

ホイールナットのテーパー面(4)

ホイール穴のテーパー面(5)

65J4033

上図は代表例です。お車のタイプによ
り異なります。

このとき、ボルトやナットのネジ
部、ホイールのボルト穴につぶれ
や亀裂などの異常がある場合は、
スズキサービス工場で点検を受け
てください。

ホイールナットのテーパー面(4)
が、ホイール穴のテーパー面(5)
に軽く接触するまで、手で時計方向
にまわして締めます。

54M0161

68PJ70003

タイヤを地面に置くときは、ホイール
表面を上にすると傷つきにくくなりま
す。

タイヤの取り付け・取り外し

1

2

(2)

(4)

(1)

(3)

前記の場所に汚れや異物、つぶれや
亀裂などの異常があると、走行中に
ホイールナットがゆるむことがあり
ます。

ナットやボルトに、オイルやグリス
を付着させないでください。必要以
上にナットを締めすぎて、ボルトが
折れるおそれがあります。

3

スチールホイール装備車

(4)

(5)

アルミホイール装備車

(4)

(5)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

7

万一のとき/パンク

7-14

車体の下に置いたタイヤを取り出
し、タイヤが地面に接触するまで
ジャッキを下げます。

ホイールナットレンチを使用して、
ホイールナットを次の図の順序で 2
∼3回に分けて締め付けます。

締め付けトルク:100 N・m

(1020 kgf・cm)

ホイールナットレンチの柄の先端
にかかる力は 390 N(40 kgf)
を目安にしてください。

すべてのホイールナットが確実に
締まっていることを確認してくだ
さい。

82K132

フルホイールキャップ(タイプ別装
備)を付けます。

タイヤの空気注入口(6)とキャッ
プの切り欠き部分をあわせてか
ら、確実に押し込みます。

68PJ70004

4

5

ホイールナットが確実に締まってい
ないと、ボルトやブレーキ部品を損
傷したり、ホイールが外れたりする
など、思わぬ事故につながるおそれ
があります。トルクレンチ(市販品)
を使用せずにタイヤ交換した場合は、
できるだけ早くスズキサービス工場
で締め付けトルクの点検を受けてく
ださい。

ホイールナットレンチを足で踏んだ
り、パイプや棒などを追加して締め
付けたりすると、ナットを締めすぎ
てボルトが損傷し、事故につながる
おそれがあります。

規定の締め付けトルクで締める場合
は、トルクレンチ(市販品)のご使用
をおすすめします。

6

(6)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

7

万一のとき/バッテリーあがり

7-15

工具とジャッキを所定の位置に収納し
てください。

タイヤを交換してしばらく走行したあ
と、ホイールナットにゆるみがないか
確認してください。

アルミホイール装備車は、タイヤを交
換してから 1,000 km 程度走行したあ
とに、ホイールナットにゆるみがない
か点検してください。

次のようなときは、鉛バッテリーがあ
がっています。

エンジンをかけようとしてもスター
ターがまわらない。または、まわって
も回転が弱くてエンジンがかからな
い。

ヘッドライトが極端に暗かったり、
ホーンの音が小さかったりする。

ブースターケーブルと、12V バッテリー
を使用しているほかのバッテリー正常車
があれば、エンジンの始動ができます。

1 本目のブースターケーブル(1)
を①→②の順序で接続します。

①バッテリーあがり車の

端子

②バッテリー正常車の

端子

68PJ70005

上図のイラストは代表例です。お車の
タイプにより異なります。

タイヤを交換したあと、車体の振動な
どの異常を感じたときは、ただちに安
全な場所に停車し、スズキ販売店また
はスズキ代理店にご連絡ください。

タイヤを交換したあとは

バッテリーあがり

鉛バッテリーあがりとは

(1) ブースターケーブル
(2) 正常車の鉛バッテリー

鉛バッテリーあがりのときは

1

(2)

(1)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

7

万一のとき/バッテリーあがり

7-16

2 本目のブースターケーブルを③→
④の順序で接続します。

③バッテリー正常車の

端子

④バッテリーあがり車のエンジンマ

ウントのボルト

68PJ70006

上図のイラストは代表例です。お車の
タイプにより異なります。

バッテリー正常車のエンジンを始動
し、エンジンの回転を少し高めに保
ちます。

バッテリーあがり車のエンジンを始
動します。

取り付けたときと逆の順序で、ブー
スターケーブルを外します。

お近くのスズキ販売店またはスズキ
代理店でバッテリーを完全充電しま
す。

(1) ブースターケーブル
(2) 正常車の鉛バッテリー
(3) エンジンマウント

2

(2)

(1)

(3)

鉛バッテリーからは水素ガスが発生
しています。水素ガスは、火気や火花
に引火すると爆発のおそれがありま
すので、次のことをお守りください。
・バッテリーを充電するときやブー

スターケーブルをつなぐときは、必
ずバッテリー液面を確認してくだ
さい。バッテリー液面が下限(2)
以下のままで充電などすると、バッ
テリーが発熱して爆発のおそれが
あります。また、バッテリーの寿命
を縮めるおそれがあります。
バッテリー補充液を上限(1)まで
補充してから、充電などを行なって
ください。

80J1267

3

4

5

6

(1)
(2)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

7

万一のとき/バッテリーあがり

7-17

鉛バッテリーを交換するときは

■ 外しかた

エンジンスイッチを 

(OFF)

にします。

バッテリーケーブルの

側(1)を

外します。

バッテリー端子のナットは、10
mm スパナ(市販品)などでゆる
めます。

68PJ70007

・充電は火気のない風通しの良いと

こ ろ で、す べ て の バ ッ テ リ ー
キャップを外して行なってくださ
い。

・④の接続のときに、バッテリーが

あがった車の 

 端子につながな

いでください。発生した火花が水
素ガスに引火し、爆発のおそれが
あります。バッテリーから離れた
エンジンマウントのボルトに接続
してください。

乾いた布でバッテリーをふかないで
ください。静電気が発生して引火の
おそれがあります。

バッテリー液は希硫酸です。目や皮
膚につくと、失明などの重大な傷害
を受けるおそれがあります。万一、
付着したときは、すぐに多量のきれ
いな水で洗浄し、医師の診察を受け
てください。

ブースターケーブルは確実に接続し
てください。エンジン始動時の振動
などでブースターケーブルが外れる
と、ド ラ イ ブ ベ ル ト や 冷 却 フ ァ ン
(ラジエーターファン)に巻き込ま
れるおそれがあります。

ショート防止のため、ブースターケー
ブルの

端子は、バッテリーの

子以外の部分(

端子、ボデー、ブ

ラケットなど)と接触させないでく
ださい。

は 押 し が け が で

きません。

オートマチック車

鉛バッテリーを交換するときは、次の
ことをお守りください。

濡れた手でバッテリーに触れないで
ください。感電のおそれがあります。

走行後の場合は、30 分以上放置し、
バッテリーの水素ガスが抜けるのを
待ってから作業を行なってください。

鉛バッテリー交換の際、バッテリーや
車両の部品を損傷するおそれがありま
すので、スズキ販売店またはスズキ代
理店での交換(有料)をおすすめしま
す。

1

LOCK

2

(2)

(3)

(1)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

7

万一のとき/バッテリーあがり

7-18

バッテリーケーブルの

側(2)を

外します。

カバーを開け、ナットをゆるめま
す。

取り付け金具(3)を外します。

取り付け金具のナットは、8  mm
スパナ(市販品)などでゆるめ、
外側に倒して外します。

取り付け金具を外すときは、取り
付けるときに位置を間違えないよ
う、あらかじめ両側のフック(4)
がかかっている位置を確認してく
ださい。

68PJ70008

バッテリーを外します。

バッテリーは重いため、両手で
しっかりと持って、車両の部品な
どに当たらないように取り出しま
す。

68PJ70009

■ 取り付けかた

「外しかた」と逆の手順で行ないます。

鉛バッテリーのタイプについては、巻
末の「サービスデータ」をご覧くださ
い。
→ 8-2ページ(サービスデータ)

鉛バッテリーを交換したときは、初期
設定が必要な機能があります。
→ 8-7 ページ(次の機能は、必ず初

期設定してください)

ショート防止のため、次のことをお守
りください。

側のケーブルから先に外す

金属工具などにより、 端子と

子とを接触させない

外したケーブルは、交換時にバッテ
リー端子と接触しないよう、バッテ
リーの側面や離れた場所へ動かす

(5) バッテリーケースのホルダー部

3

4

(3)

(5)

(4)

(5)

(4)

バッテリーを傾けすぎないでくださ
い。液漏れのおそれがあります。

バッテリー端子および取り付け金具の
ナットは、確実に締め付けてください。
ゆるみがあると、火災や故障の原因と
なります。

5

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

7

万一のとき/ヒューズ切れ

7-19

1 か月に一度は連続して 30 分以上走行
して充電する必要があります。

エンジンを停止したままライトをつけ
たり、長時間ナビゲーションやオー
ディオなどを使用したりしないように
しましょう。(アイドリングストップ
システム装備車によるエンジン自動停
止中を除く)

渋滞などで長時間アイドリングを続け
ている場合は、電装品の使用を極力避
けてください。
→ 2-3ページ

(バッテリーを点検して)

電気装置が作動しないときや、電球が切
れていないのにランプが点灯しないとき
は、ヒューズ切れが考えられます。

ヒューズは、エンジンルーム内と助手
席足元にあります。

装備仕様の違いにより、所定の位置に
ヒューズがない場合があります。また、
装備がなくてもヒューズだけがある場
合があります。

エンジンルーム内のヒューズ

68PJ70010

上図のイラストは代表例です。お車の
タイプにより異なります。

バッテリーケーブルを取り付けるとき
は、

側から先に取り付けてくださ

い。ショートのおそれがあります。

鉛バッテリー交換は、「マイナスで始
まり、マイナスで終わる」といわれま
す。作業手順を守ってください。

バッテリーあがりを

防ぐためには

(1) メインヒューズボックス
(2) リレーボックスNo.1
(3) リレーボックスNo.2(タイプ別装備)

ヒューズ切れ

ヒューズが切れたときは

(2)

(1)

(3)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

7

万一のとき/ヒューズ切れ

7-20

■ リレーボックス内のヒューズ

ヒューズの表は、ボックスのふたの裏側
にあります。

68PJ70011

68PJ70034

次の表は、各ヒューズが受け持つ主な
装備を表しています。

位置

表示

容量

接続先名称

1

ST

30A

スターター

2

BLW

30A

ブロワー

ファン

3

BTRY

40A

4

ABS 

MOT

40A

ABSモーター

5

IGN

40A

エンジン
スイッチ

6

B/U

30A

バックアップ

リレーボックス No.1

1

8

7

6

9 10 11 12 13

24

23

22

21

20

19

18

17

16

15

14

25

26

27

28

2

3

4

5

リレーボックス No.2

29
30
31
32

7

DCDC

SUBBAT

30A

サブ

バッテリー

8

9

10

ABS
SOL

25A

ABS

ソレノイド

11

H/L L

15A

ヘッドライト

(左)

12 12 H/L R

15A

ヘッドライト

(右)

13

14

15

RDTR

30A

ラジエーター

ファン

16

P/S

60A

パワー

ステアリング

17

ECM

5A

18

F/P

20A

19

FR

FOG

20A

フォグランプ

20

CPRSR

10A

コンプレッサー

21

IGN2

50A

エンジン
スイッチ

22

T/M

15A

トランス

ミッション

23

FI

15A 

(1.2 L車)

燃料噴射装置

FI

30A 

(1.0 L車)

燃料噴射装置

位置

表示

容量

接続先名称

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

7

万一のとき/ヒューズ切れ

7-21

助手席足元のヒューズ

68PJ70012

■ 助手席足元のヒューズ

ヒューズの表は、ヒューズカバーの表側
にあります。

68PJ70036

次の表は、各ヒューズが受け持つ主な
装備を表しています。

24

T/M 

PUMP

15A

25

26

27

ST SIG2

5A

28

29

30

H/L HI

25A

ディスチャージ

ヘッドライト

31

H/L HI R

15A

ディスチャージ

ヘッドライト

(右)

32

H/L HI L

15A

ディスチャージ

ヘッドライト

(左)

(1) 助手席足元のヒューズ

位置

表示

容量

接続先名称

(1)

位置

表示

容量

接続先名称

1

P/W

30A

パワー

ウインドー

2

MTR

10A

メーター

3

IG

15A イグニッション

4

IG1 SIG2

5A

パワー

ステアリング

5

SHIFT

20A

6

S/R

20A

7

8

D/L

20A

9

STL

15A

電動ハンドル

ロック

10

HAZ

10A

ハザード

USE THE

DESIGNATED
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RELAY  ONLY.

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