Toyota SAI (2017 year). Manual japanese - part 5

 

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Toyota SAI (2017 year). Manual japanese - part 5

 

 

63

1-2. ハイブリッドシステム

安全・安心のために

1

警告灯が点灯したときや、警告メッセージが表示されたとき、または補機バッテ
リーとの接続が断たれたとき

ハイブリッドシステムを再始動できないおそれがあります。
もう一度始動操作をしてもREADYインジケーターが点灯しない場合はトヨタ販
売店にご連絡ください。

ガス欠になったとき

ガ ス 欠 で ハ イ ブ リ ッ ド シ ス テ ム が 始 動 で き な い と き は、燃 料 残 量 警 告 灯

(→ P. 333)が消灯するまで給油 してから再始動してください。少量の給

油では始動できない場合があります。(給油量は車両水平状態で約 12L 以
上です。車両の傾きによって給油量はかわります。)

電磁波について

高電圧部位や高電圧配線は、電磁シールド構造になっています。従来の車や家
電製品と比べて、電磁波が多いということはありません。

アマチュア無線の一部(遠距離通信)において、受信時に雑音が混入する場合
がありますので、あらかじめご了承ください。

駆動用電池について

駆動用電池には寿命があります。寿命は車の使い方、走行条件により異なります。

適合宣言

この車両は、ECE100(バッテリー電気車両安全)に基づいた水素排出量に適合
しています。

知識

64

1-2. ハイブリッドシステム

警告

高電圧・高温について

この車は、高電圧システムを使用しています。
次のことをお守りいただかないと、やけどや感電など重大な傷害におよぶか、
最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

高電圧部位・高電圧の配線(オレンジ色)およびそのコネクターの取りはず
し・分解などは絶対に行わないでください。

走行後はハイブリッドシステムが高温になります。車に貼ってあるラベルの指
示に従い、常に高電圧・高温部位に注意してください。

事故が発生したとき

次のことをお守りいただかないと、感電など重大な傷害におよぶか、最悪の場
合死亡につながるおそれがあります。

続発事故防止のため安全な場所に停車して、パーキングブレーキをかけ、シフ
トポジションを P にして、ハイブリッドシステムを停止する

高電圧部位・高電圧配線(オレンジ色)などには、絶対にさわらない

車室内および車室外に、はみ出している電気配線には絶対さわらない

液体の付着やもれがある場合は絶対にさわらない
駆動用電池の電解液(強アルカリ性)が目や皮膚にふれると失明や皮膚傷害の
おそれがあり危険です。万一、目や皮膚に付着した場合はただちに多量の水で
洗い流し、早急に医師の診察を受けてください。

万一、車両火災が発生したときは、ABC 消火器を使用して消火する
水をかける場合は、消火栓などから大量にかけてください。

前輪が接地した状態でけん引しない
電気モーターから発電され、破損の状態によっては、火災のおそれがあり危険
です。(→ P. 325)

車の下の路面などを確認し、液体のもれ(エアコンの水以外)が見つかった場
合、燃料系統が損傷している可能性があります。そのままハイブリッドシステ
ムを始動すると燃料に引火するおそれがあり危険ですので、始動しないでくだ
さい。
この場合は、トヨタ販売店に状況を連絡するときに併せてお伝えください。

サービスプラグが駆動用電池に設置して
あります。サービスプラグは絶対にさわら
ないでください。サービスプラグは、トヨ
タ販売店にて車両の修理時などに、駆動用
電池の高電圧を遮断するためのものです。
取り扱いを誤ると感電のおそれがあるた
め、絶対にさわらないでください。

65

1-2. ハイブリッドシステム

安全・安心のために

1

警告

駆動用電池について

絶対に転売・譲渡・改造などをしないでください。廃車から取りはずされた駆
動用電池は事故防止のため、トヨタ販売店を通じて回収を行っていますので、
ご協力ください。
適切に回収されないと、次のようなことがおこり、重大な傷害におよぶか、最
悪の場合死亡につながるおそれがあります。

・ 不法投棄または放置され、環境汚染となるばかりか、第三者が高電圧部位

に触れてしまい、感電事故が発生する

・ 装備された車両以外で駆動用電池を使用(改造などを含む)し、感電事故、

発熱・発煙・発火・爆発事故、電解液漏出事故などが発生する

特に、転売・譲渡などを行うと、相手にこれらの危険性が認識されず、事故
につながるおそれがあります。

駆動用電池を取りはずさないままでお車を廃棄された場合、高電圧部品・ケー
ブル・それらのコネクターにふれると、深刻な感電の危険があります。お車を
廃棄するときには、トヨタ販売店で駆動用電池を廃棄してください。駆動用電
池は適切に廃棄しないと、感電を引き起こし、重大な傷害におよぶか、最悪の
場合死亡につながるおそれがあります。

注意

駆動用電池冷却用の吸入口について

吸入口をふさぐように荷物などを置かないでください。
吸入口がふさがれると駆動用電池が過熱したり、故障の原因となります。

吸入口は、目づまりしないよう定期的に清掃してください。

吸入口に水や異物を入れないでください。
駆動用電池を損傷するおそれがあります。

駆動用電池周辺に多量の水をこぼさないよう注意してください。
誤ってこぼしてしまったときは、トヨタ販売店で点検を受けてください。

66

1-3. 盗難防止装置

イモビライザーシステム

パワースイッチを OFF にすると、シ
ステムの作動を知らせるためにイ
ンジケーターが点滅します。

登 録 さ れ た キ ー を 携 帯 し、パ ワ ー ス
イ ッチをアクセ サリーモー ドまたは
ON モードにするとシステムが解除さ
れ、インジケーターが消灯します。

メンテナンスについて

イモビライザーシステムのメンテナンスは不要です。

機能が正常に作動しないおそれのある状況

周囲の環境や条件により、イモビライザーシステムが正常に作動せずハイブリッ
ドシステムを始動できないことがあります。(→ P. 108)

キーに信号発信機が内蔵してあり、あらかじめ登録されたキー以外では
ハイブリッドシステムを始動できません。

車両から離れる場合は、車内にキーを残さないでください。

このシステムは車両盗難の防止に寄与する機能であり、すべての車両盗
難に対する完全なセキュリティを保証するものではありません。

知識

注意

イモビライザーシステムを正常に作動させるために

システムの改造や取りはずしをしないでください。システムが正常に作動しな
いおそれがあります。

67

1-3. 盗難防止装置

1

安全・安心のために

オートアラーム

オートアラームとは、侵入を検知した場合に音と光で警報する機能です。
オートアラームを設定すると、次のような状況でオートアラームが作動
します。

施錠されたドアまたはトランクが、スマートエントリー&スタートシ
ステム・ワイヤレスリモコン・メカニカルキーを使わずに解錠された
り、開けられたとき

ボンネットが開けられたとき

T-Connect DCM パッケージをご利用のお客様へは、オートアラームが作動
した場合 E メールや電話でお知らせすることができます。
詳しくは、別冊「ナビゲーションシステム取扱書/ T-Connect /マイカー
Security」を参照してください。

ドア・トランク・ボンネットを閉め、
スマートエントリー&スタートシ
ステム・ワイヤレスリモコンを使っ
て施錠します。
30 秒以上経過すると、自動的に設
定されます。

オートアラームがセットされるとイン
ジケーターは点灯から点滅にかわりま
す。

次のいずれかを行ってください。

ドアまたはトランクを解錠する

パワースイッチをアクセサリーモードまたはONモードにするか、ハイ
ブリッドシステムを始動する(数秒後に解除・停止します)

オートアラームとは

オートアラームを設定する

オートアラームの設定を解除・作動を停止する

68

1-3. 盗難防止装置

メンテナンスについて

オートアラームシステムのメンテナンスは不要です。

ドアを施錠する前の確認

オートアラームの思わぬ作動、および盗難を防ぐため、次のことを必ず確認して
ください。

車内に人が乗っていないか

ドアガラスとムーンルーフ

が閉じているか

車内に貴重品などを放置していないか

オートアラームの作動について

次のような場合、オートアラームが作動することがあります。オートアラームを
解除・作動を停止する操作を行ってください。

オートアラーム作動によるドアロック機能について

次のような場合、車内への不正な侵入を防止するため自動的にドアが施錠される
ことがあります。

ドアがキー以外で解錠されオートアラームが作動したとき

オートアラーム作動中にドアがキー以外で解錠されたとき

補機バッテリーあがりなどで充電・交換したとき

知識

車内に残った人が、ドア・トランク・ボン
ネットを開けたとき

車内に残った人が、ロックレバー・ドアレ
バーで解錠したとき

施錠後、補機バッテリーあがりなどで補機
バッテリーの充電や交換をしたとき

(→ P. 383)

:グレード、オプションなどにより、装着の有無があります。

69

1-3. 盗難防止装置

安全・安心のために

1

注意

オートアラームを正常に作動させるために

システムの改造や取りはずしをしないでください。システムが正常に作動しな
いおそれがあります。

70

1-3. 盗難防止装置

メーターの見方

71

2

2.

計器の見方

警告灯/表示灯..........................72

計器類 .........................................76

マルチインフォメーション

ディスプレイ ...........................80

エネルギーモニター/

燃費画面/ ESPO 画面 .........85

72

2. 計器の見方

警告灯/表示灯

メーター内の警告灯/表示灯でお車の状況をお知らせします。
次のイラストは、説明のためすべての警告灯/表示灯を示しています。

73

2. 計器の見方

2

メーターの見方

システム異常などを警告します。

※ 1

作動確認のためにパワースイッチを ON モードにすると点灯し、数秒後また
はハイブリッドシステムを始動すると消灯します。点灯しない場合や点灯し
たままのときはシステム異常のおそれがあります。トヨタ販売店で点検を受
けてください。

※ 2

助手席はエアコンパネルに表示されます。

警告灯

※ 1

(赤色)

ブレーキ警告灯

(→ P. 331)

※ 1

スリップ表示灯

(→ P. 332)

※ 1

充電警告灯(→ P. 331)

※ 1

(黄色)

電子制御ブレーキ警告灯

(→ P. 331)

油圧警告灯(→ P. 331)

半ドア警告灯(→ P. 333)

※ 1

エンジン警告灯

(→ P. 332)

燃料残量警告灯

(→ P. 333)

※ 1

SRS エアバッグ/プリテン
ショナー警告灯

(→ P. 332)

※ 2

シートベルト非着用警告灯

(→ P. 333)

※ 1

ABS &ブレーキアシスト警
告灯(→ P. 332)

※ 1

マスターウォーニング

(→ P. 333)

※ 1

パワーステアリング警告灯

(→ P. 332)

※ 1

高水温警告灯(→ P. 331)

※ 1

(点滅)

PCS 警告灯

(→ P. 332)

※ 1

(点滅)

ヘッドランプオートレベリ
ング警告灯(→ P. 332)

:グレード、オプションなどにより、装着の有無があります。

74

2. 計器の見方

システムの作動状況を表示します。

作動確認のためにパワースイッチを ON モードにすると点灯し、数秒後または
ハイブリッドシステムを始動すると消灯します。点灯しない場合や点灯したま
まのときはシステム異常のおそれがあります。トヨタ販売店で点検を受けてく
ださい。

表示灯

方向指示表示灯

(→ P. 164)

クルーズコントロール
表示灯

(→ P. 179)

尾灯表示灯(→ P. 166)

レ ー ダ ー ク ル ー ズ コ ン ト
ロール表示灯

(→P. 183)

ハイビーム表示灯

(→ P. 166)

クルーズコントロールセッ
ト表示灯

(→ P. 179)

フロントフォグランプ
表示灯

(→ P. 168)

LKA(レーンキーピングア
シスト)表示灯

(→ P. 195)

リヤフォグランプ表示灯

(→ P. 168)

クリアランスソナー表示灯

(→別冊「ナビゲーションシ

ステム取扱書」参照)

READY インジケーター

(→ P. 151)

(点滅)

スリップ表示灯

(→ P. 205)

EV 走行インジケーター

(→ P. 59)

(点灯ま

たは速

い点滅)

PCS 警告灯

(→ P. 209)

ECO MODE 表示灯

(→ P. 160)

SPORT MODE 表示灯

(→ P. 160)

セキュリティ表示灯

(→ P. 66, 67)

EV ドライブモード表示灯

(→ P. 156)

シフトポジション表示灯

(→ P. 158)

:グレード、オプションなどにより、装着の有無があります。

75

2. 計器の見方

2

メーターの見方

警告

安全装置の警告灯が点灯しないとき

ABS や SRS エアバッグなど安全装置の警告灯が、ハイブリッドシステムを始
動しても点灯しない場合や点灯したままの場合は、事故にあったときに正しく
作動せず、重大な傷害を受けたり、最悪の場合死亡につながるおそれがありま
す。ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。

76

2. 計器の見方

計器類

ハイブリッドシステムインジケーター

ハイブリッドシステムインジケーターはハイブリッドシステムの出力や回生レベ
ルを表示します。(→ P. 78)

スピードメーター

車両の走行速度を示します。

燃料計

燃料残量を示します。

オドメーター/トリップメーター切りかえボタン

→ P. 77

マルチインフォメーションディスプレイ

走行に関する様々な情報を表示します。(→ P. 80)

オドメーター/トリップメーターディスプレイ

オドメーター:走行した総距離を km の単位で表示します。

トリップメーター:リセットしてからの走行距離を km の単位で表示します。区間
距離は、トリップ A・トリップ B の 2 種類で使い分けることができます。

シフトポジション表示灯

選択されているシフトポジションを表示します。(→ P. 158)

77

2. 計器の見方

2

メーターの見方

ボタンを押すごとに表示が切りか
わります。また、トリップメーター
表示中に押し続けると、走行距離を
0 にもどします。

通算走行距離/通算平均燃費/通算平
均速度を表示しているときオドトリッ
プメーターは表示されません。

(→ P. 80)

ノブをまわして、インストルメントパネル照明(メーター・センターパ
ネル・スイッチ照明など)の明るさを調整できます。

明るくする

暗くする

表示の切りかえ(オドメーター/トリップメーター)

インストルメントパネル照度調整

78

2. 計器の見方

メーター・ディスプレイの作動条件

パワースイッチが ON モードのとき

インストルメントパネル照度の減光制御について

ランプスイッチが ON になると、インストルメントパネル照明(メーター・セン
ターパネル・スイッチ照明など)が減光されます。ただし、照度調整ノブを右側
いっぱいにまわした状態では、ランプスイッチが ON になってもインストルメン
トパネル照明は減光されません。
また、インストルメントパネル照度調整ノブを左側いっぱいにまわした状態で
は、ランプスイッチを ON にしても足元照明とリモートタッチ照明は点灯しませ
ん。

ハイブリッドシステムインジケーターについて

チャージエリア
回生ブレーキ機能により、エネルギーを回収している状態を示します。

パワーエリア
全開走行時など、エコ運転(環境に配慮した走行)の範囲を超えている状態を示
します。

インジケーターの表示をエコエリアに保つことで、エコ運転(環境に配慮した
走行)が可能です。

チャージエリアは、回生

状態を示します。回生した電力は、駆動用電池を充

電します。

ここでの「回生」の意味は、運動エネルギーを電気エネルギーに変換すること
です。

カスタマイズ機能

メーターなどの明るさを、自動減光するセンサーの感度を変更することができま
す。

(カスタマイズ一覧:→ P. 397)

知識

エコエリア
エコ運転(環境に配慮した走行)をしてい
る状態を示します。

ハイブリッドエコエリア
ガソリンエンジンの動力を使用しない状
況を多く含む状態を示します。
ガソリンエンジンは、各種の条件により自
動的に停止・再始動します。

 

 

 

 

 

 

 

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