Toyota Estima (2017 year). Manual japanese - part 16

 

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Toyota Estima (2017 year). Manual japanese - part 16

 

 

239

4-6. 運転支援装置について

4

運転

障害物を感知すると、ブザーが鳴ります。

●

障害物との距離が近付くと、ブザーの断続時間が短くなります。障
害物との距離が次のとき、ブザーは断続音「ピピピ」から連続音

「ピー」になります。

・ フロントコーナーセンサーまたは、リヤコーナーセンサーが感知

した障害物との距離が約 30cm 以下

・ バックセンサーが感知した障害物との距離が約 35cm 以下

●

複数のセンサーが同時に障害物を感知しているときは、もっとも近
い障害物との距離に合わせたブザー音が鳴ります。
ただし、感知した障害物のどちらかが上記の距離より近付くと、ブ
ザー音は断続音「ピピピピピピ」と連続音「ピー」をくり返します。
また、両方が上記の距離より近付くと、ブザーは断続音「ピピ」と
連続音「ピー」をくり返します。

約 60cm(約 0.6m)

約 150cm(約 1.5m)

感知できる範囲は右図のとおりです。
ただし、障害物がセンサーに近付きす
ぎると感知できません。

障害物の形状・条件によっては感知で
きる距離が短くなることや、感知でき
ないことがあります。

ブザー音について

障害物を感知できる範囲

1
2

240

4-6. 運転支援装置について

■

作動条件

●

フロントコーナーセンサー:

・ パワースイッチが ON モードのとき
・ メインスイッチが ON のとき
・ シフトレバーが P 以外で、車両の速度が約 10km/h 以下のとき

●

リヤコーナーセンサー・バックセンサー:

・ パワースイッチが ON モードのとき
・ メインスイッチが ON のとき
・ シフトレバーが R にあるとき

■

センサーの感知について

●

センサーの感知範囲は車両前部バンパー周辺、後部のバンパー周辺に限られます。

●

障害物の形状・条件によって感知できる範囲が短くなることや、感知できない
ことがあります。

●

センサーが障害物に近付きすぎると感知できないことがあります。

●

障害物を感知してから、表示やブザーが出るまでに多少時間がかかります。極
低速走行時の場合でも表示やブザーが出る前に、障害物までフロント・リヤコー
ナーセンサーは約 30cm 以内、バックセンサーは約 35cm 以内に接近するお
それがあります。

●

センサーより低い物体や細い杭などは、一度感知しても接近すると突然感知し
なくなることがあります。

●

オーディオ・エアコン使用時は、音楽やファンの音などにより、ブザーの音が
聞き取りづらくなる場合があります。

■

マルチインフォメーションディスプレイに「ソナーの汚れを除去してください」
が表示されたときは

クリアランスソナーのセンサーに氷・雪・泥などが付着していることが考えられ
ます。
この場合はセンサーの氷・雪・泥などを取り除けば、正常に復帰します。
また、低温時にはセンサーの凍結などにより異常表示が出たり、障害物があって
も感知しないことがあります。氷が解ければ、正常に復帰します。

■

マルチインフォメーションディスプレイに「クリアランスソナー故障」が表示さ
れたときは

センサーの異常などにより装置が正常に作動しなくなっているおそれがありま
す。
トヨタ販売店で点検を受けてください。

知識

241

4-6. 運転支援装置について

4

運転

警告

■

クリアランスソナーをお使いになる前に

必ず次のことをお守りください。
お守りいただかないと思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。

●

車両の速度が約 10km/h をこえないようにしてください。

●

センサーの感知範囲、作動速度には限界があります。車を前進・後退するとき
は、必ず車両周辺(特に車両側面など)センサー感知範囲外の安全を確認し、
ブレーキで車速を十分に制御し、ゆっくり運転してください。

●

センサーが感知する範囲にはアクセサリー用品などを取り付けないでください。

●

マルチインフォメーションディスプレイに「ソナーの汚れを除去してくださ
い」が表示された場合、センサーの状態を確認してください。センサー部に
氷・雪・泥などが付着してないのに警告メッセージが表示している場合は、セ
ンサーの異常が考えられますのでトヨタ販売店で点検を受けてください。

242

4-6. 運転支援装置について

警告

■

センサーについて

次のとき、クリアランスソナーが正常に作動しないことがあり、思わぬ事故に
つながるおそれがあり危険です。注意して運転してください。

●

センサーに氷・雪・泥などが付着したとき(取り除けば、正常に復帰します)

●

センサー部が凍結したとき(解ければ、正常に復帰します)
特に低温時には凍結などにより異常表示が出たり、障害物があっても感知しな
いことがあります。

●

センサーを手などで覆ったとき

●

炎天下や寒冷時

●

凸凹道・坂道・砂利道・草むら走行時など

●

他車のホーン・オートバイのエンジン音・大型車のエアブレーキ音・他車のク
リアランスソナーなどの超音波を発生するものが近付いたとき

●

どしゃぶりの雨や水しぶきがかかったとき

●

車両姿勢が大きく傾いたとき

●

市販のフェンダーポール、無線機アンテナ、フォグランプを車に付けたとき

●

背の高い縁石や直角の縁石に向かって進んだとき

●

標識などのものによっては感知距離が短くなります。

●

バンパー真下付近は感知しません。
センサーより低いものや細い杭などは、一度感知しても接近すると突然感知し
なくなることがあります。

●

センサーに障害物が近付きすぎたとき

●

バンパーやセンサー部付近にものをぶつけたときや、たたくなどの強い衝撃を
与えたとき

●

トヨタ純正品以外のサスペンションを取り付けたとき

●

けん引フックを取り付けたとき

●

字光式ナンバープレートを取り付けたとき

障害物の形状・条件によっては感知できる範囲が短くなることや、感知できな
いことがあります。

243

4-6. 運転支援装置について

4

運転

警告

■

正確に感知できないことがある障害物

次のようなものは感知しないことがあります。注意して運転してください。

●

針金・フェンス・ロープなどの細いもの

●

綿・雪などの音波を吸収しやすいもの

●

鋭角的な形のもの

●

背の低いもの

●

背が高く上部が張り出しているもの

特に人は衣類の種類によっても検知できない場合がありますので、常に目視で
確認してください。

注意

■

クリアランスソナー使用時の注意

次のとき、センサーの異常などにより装置が正常に作動しなくなっているおそ
れがあります。トヨタ販売店で点検を受けてください。

●

メインスイッチを押してもブザーが鳴らないとき

●

障害物を検知してない状態で、クリアランスソナーの作動表示が点滅し、ブ
ザーが鳴ったとき

●

センサー部付近に物をぶつけたときや、たたくなどの強い衝撃を与えたとき

●

バンパーをぶつけたとき

●

ブザー音がしないのにクリアランスソナーの作動表示が点灯したままのとき

■

洗車時の注意

●

高圧洗車機を使用して洗車するときは、センサー部に直接水をあてないでくだ
さい。強い水圧により衝撃が加わり、正常に作動しなくなるおそれがあります。

●

スチームを使用した洗車機などで洗車するときは、スチームをセンサー部に近
付けすぎないようにしてください。スチームにより、正常に作動しなくなるお
それがあります。

244

4-6. 運転支援装置について

運転を補助する装置

◆

ECB(電子制御ブレーキシステム)

電子制御により、ブレーキ操作に応じたブレーキ力を発生させます。

◆

ABS(アンチロックブレーキシステム)

急ブレーキ時やすべりやすい路面でのブレーキ時にタイヤのロックを
防ぎ、スリップを抑制します。

◆

ブレーキアシスト

急ブレーキ時などに、より大きなブレーキ力を発生させます。

◆

VSC(ビークルスタビリティコントロール)

急なハンドル操作や、すべりやすい路面で旋回するときに横すべりを
抑え、車両の姿勢維持に寄与します。

◆

TRC(トラクションコントロール)

すべりやすい路面での発進時や加速時にタイヤの空転を抑え、駆動力
確保に貢献します。

◆

ヒルスタートアシストコントロール

上り坂で発進するときに、車が後退するのを緩和します。

◆

EPS(エレクトリックパワーステアリング)

電気式モーターを利用して、ハンドル操作を補助します。

◆

VDIM(ビークルダイナミクスインテグレイテッドマネージメント)

ABS・ブレーキアシスト・TRC・VSC・ヒルスタートアシストコン
トロール・EPS を総合的に制御します。
すべりやすい路面の走行などで急な運転操作をした際に、ブレーキ・
ハイブリッドシステム出力を制御することで、車両の安定性確保に貢
献します。

◆

PCS(プリクラッシュセーフティシステム)

→ P. 210

走行の安全性や運転性能を高めるため、走行状況に応じて次の装置が自
動で作動します。ただし、これらの装置は補助的なものなので、過信せ
ずに運転には十分に注意してください。

245

4-6. 運転支援装置について

4

運転

◆

緊急ブレーキシグナル

急ブレーキ時に非常点滅灯を自動的に点滅させることにより、後続車
に注意をうながし、追突される可能性を低減させます。

TRC・VSC・ABS が作動している
ときは、スリップ表示灯が点滅しま
す。

ぬかるみや砂地、雪道などから脱出するときに、TRC が作動していると、
アクセルペダルを踏み込んでもハイブリッドシステムの出力が上がら

ず、脱出が困難な場合があります。このようなときに

を押すこと

により、脱出しやすくなる場合があります。

TRC を停止するには

を押

す

マルチインフォメーションディスプ
レイに「TRC Off しました」と表示
されます。

もう一度

 

 を押すと、シス

テム作動可能状態にもどります。

TRC・VSC・ABS が作動しているとき

TRC を停止するには

246

4-6. 運転支援装置について

■

TRC と VSC を停止するには

TRC と VSC を停止するには停車時に 

  を押し 3 秒以上保持する

VSC OFF 表示灯が点灯し、マルチインフォメーションディスプレイに「TRC
Off しました」と表示されます。

※

もう一度 

 を押すと、システム作動可能状態にもどります。

※

プリクラッシュブレーキアシスト・プリクラッシュブレーキの作動も停止しま
す。(→ P. 214)

■

を押さなくてもマルチインフォメーションディスプレイに「TRC Off し

ました」が表示されたとき

TRC が作動できない状態になっています。トヨタ販売店にご相談ください。

■

ABS・ブレーキアシスト・TRC・VSC・ヒルスタートアシストコントロールの
作動音と振動

上記のシステムが作動すると、次のような現象が発生することがありますが、異
常ではありません。

●

車体やハンドルに振動を感じる

●

車両停止後もモーター音(“ジー”音)が聞こえる

■

ECB の作動音

次のような場合に ECB の作動音が聞こえる場合がありますが、異常ではありま
せん。

●

ブレーキペダルを操作したときに、エンジンルームから聞こえる作動音(“カ
チ”、“シュー”、“ジー”という音)

●

運転席ドアを開けたときに車両前方から聞こえるブレーキシステムのモーター
音(“ジー”という音)

●

ハイブリッドシステム停止後1∼2分経過時に、エンジンルームから聞こえる作
動音(“カチ”、“シュー”、“ジー”という音)

■

EPS モーターの作動音

ハンドル操作を行ったとき、モーターの音(“ウィーン”という音)が聞こえる
ことがありますが、異常ではありません。

知識

247

4-6. 運転支援装置について

4

運転

■

EPS の効果が下がるとき

停車中か極低速走行中に長時間ハンドルを回し続けると、EPS システムのオー
バーヒートを避けるため、EPS の効果が下がりハンドル操作が重く感じられる
ようになります。その場合は、ハンドル操作を控えるか、停車し、ハイブリッド
システムを停止してください。10 分程度でもとの状態にもどります。

■

TRC や VSC の自動復帰について

TRC や VSC を作動停止にしたあと、以下のときはシステム作動可能状態にもど
ります。

●

パワースイッチを OFF にしたとき

●

(TRC のみを作動停止にしている場合)車速が高くなったとき

ただし、TRC と VSC の作動を停止している場合は、車速による自動復帰はあ
りません。

■

ヒルスタートアシストコントロールの作動条件

次のときシステムが作動します。

●

シフトレバーの位置が P または N 以外(前進または後退での上り坂発進時)

●

車両停止状態

●

アクセルペダルを踏んでいない

●

パーキングブレーキがかかっていない

■

ヒルスタートアシストコントロールの自動解除

次のいずれかのときシステムが解除されます。

●

シフトレバーを P または N のシフト位置にした

●

アクセルペダルを踏んだ

●

パーキングブレーキをかけた

●

ブレーキペダルから足を離して約 2 秒経過した

248

4-6. 運転支援装置について

■

緊急ブレーキシグナルの作動条件

次のときシステムが作動します。

●

非常点滅灯が点滅していないこと

●

車速 55km/h 以上

●

ブレーキペダルが踏み込まれ、車両の減速度から急ブレーキだと判断された

■

緊急ブレーキシグナルの自動解除

次のいずれかのときシステムが解除されます。

●

非常点滅灯を点滅させた

●

ブレーキペダルを離した

●

車両の減速度から急ブレーキではないと判断された

警告

■

ABS の効果を発揮できないとき

●

タイヤのグリップ性能の限界をこえたとき(雪に覆われた路面を過剰に摩耗し
たタイヤで走行するときなど)

●

雨でぬれた路面やすべりやすい路面での高速走行時に、ハイドロプレーニング
現象が発生したとき

■

ABS が作動することで、制動距離が通常よりも長くなる可能性があるとき

ABS は制動距離を短くする装置ではありません。特に次の状況では、常に速度
を控えめにして前車と安全な車間距離をとってください。

●

泥・砂利の道路や積雪路を走行しているとき

●

タイヤチェーンを装着しているとき

●

道路のつなぎ目など、段差をこえたとき

●

凹凸のある路面や石だたみなどの悪路を走行しているとき

249

4-6. 運転支援装置について

4

運転

警告

■

TRC や VSC の効果を発揮できないとき

すべりやすい路面では、TRC や VSC が作動していても、車両の方向安定性や
駆動力が得られないことがあります。車両の方向安定性や駆動力を失うような
状況では、特に慎重に運転してください。

■

ヒルスタートアシストコントロールの効果を発揮できないとき

●

ヒルスタートアシストコントロールを過信しないでください。急勾配の坂や、
凍った路面ではヒルスタートアシストコントロールが効かないことがありま
す。

●

ヒルスタートアシストコントロールはパーキングブレーキのように車を長時
間駐停車するための機能ではありませんので、同機能を坂道での駐停車のため
に使用しないでください。思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。

■

スリップ表示灯が点滅しているとき

VSC または TRC が作動中であることを知らせています。常に安全運転を心が
けてください。無謀な運転は思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。表
示灯が点滅したら特に慎重に運転してください。

■

TRC や VSC を OFF にするとき

TRC や VSC は駆動力や車両の方向安定性を確保しようとするシステムです。
そのため、必要なとき以外は TRC・VSC を作動停止状態にしないでください。
TRC や VSC を作動停止状態にしたときは、路面状況に応じた速度で、特に慎
重な運転を心がけてください。

■

タイヤまたはホイールを交換するときは

4 輪とも指定されたサイズで、同じメーカー・ブランド・トレッドパターン(溝
模様)のタイヤを使用し、指定された空気圧にしてください。(

→

P. 404)

異なったタイヤを装着すると、ABS・TRC・VSC など、運転を補助するシス
テムが正常に作動しません。タイヤ、またはホイールを交換するときは、トヨ
タ販売店に相談してください。

■

タイヤとサスペンションの取り扱い

問題があるタイヤを使用したり、サスペンションを改造したりすると、運転を
補助するシステムに悪影響をおよぼし、システムの故障につながるおそれがあ
ります。

250

4-7. 運転のアドバイス

ハイブリッド車運転のアドバイス

◆

シフトレバーの操作

信号待ちや渋滞のときなどは、シフトレバーを D にしましょう。また、
駐車するときは、シフトレバーを P にしましょう。シフトレバーを N
にしても、燃費向上の効果はありません。N では、ガソリンエンジン
が回転していても駆動用電池は充電されないため、エアコンなどを使
用していると駆動用電池の残量が低下します。

◆

アクセルペダル・ブレーキペダルの操作

●

急加速・急減速を控え、スムーズな運転を心がけましょう。ゆるや
かに加速・減速することで、より効果的に電気モーターを使用でき、
余分なガソリン消費を抑えることができます。

●

加速のくり返しは、駆動用電池の残量を低下させ、結果、燃費が悪
化するため控えましょう。走行中、アクセルペダルを少しもどすこ
とで駆動用電池の残量を回復させることができます。

◆

減速時のブレーキ操作

減速時は、早めに、ゆるやかなブレーキ操作を行いましょう。
減速時に発生する電気エネルギーをより多く回収することができま
す。

◆

渋滞

加速・減速のくり返しや、長い信号待ちは燃費を悪化させます。お出
かけ前に交通情報を確認するなどして、なるべく渋滞を回避するよう
にしましょう。また渋滞の際は、ブレーキペダルをゆるめて微前進し、
アクセルペダルをあまり踏まないようにしましょう。余分なガソリン
消費を抑えることができます。

◆

高速道路での運転

速度を抑え、一定速度で走行しましょう。また、料金所手前では早め
にアクセルペダルをもどし、ゆるやかなブレーキ操作を行いましょう。
減速時に発生する電気エネルギーをより多く回収することができま
す。

環境に配慮した経済的な運転のためには、次のことを心がけてください。

251

4-7. 運転のアドバイス

4

運転

◆

エアコンの ON / OFF

必要時以外は OFF にしましょう。余分なガソリン消費を抑えることが
できます。

夏季:外気温が高いときは、内気循環モードに設定しましょう。エア

コンへの負荷が減り燃費向上につながります。

冬季:ガソリンエンジン・車室内が暖まるまで、ガソリンエンジンが

自動停止しないので、燃料を消費します。また、過剰な暖房を
避けると、燃費向上につながります。

◆

タイヤ空気圧の点検

タイヤ空気圧はこまめに点検しましょう。タイヤ空気圧が適切でない
と、燃費の悪化につながります。
また、冬用タイヤは転がり抵抗が大きいため、乾燥した路面では燃費
の悪化につながります。季節、道路状況に応じて適切なタイミングで
タイヤを交換しましょう。

◆

荷物

重い荷物が積まれていると、燃費が悪化します。不要な荷物は、積ん
だままにせずに降ろしましょう。

◆

走行前の暖機運転

ガソリンエンジンが冷えているときは、ガソリンエンジンの始動/停
止を自動的に行いますので、暖機運転は必要ありません。
なお、短距離走行のくり返しは、暖機運転のためのガソリンエンジン
始動がひんぱんに行われることになりますので、燃費の悪化につなが
ります。

252

4-7. 運転のアドバイス

寒冷時の運転

●

次のものはそれぞれ外気温に適したものをお使いください。

・ エンジンオイル
・ 冷却水
・ ウォッシャー液

●

補機バッテリーの点検を受けてください。

●

冬用タイヤ(4 輪)やタイヤチェーンを使用してください。

タイヤは 4 輪とも指定サイズで同一銘柄のものを、タイヤチェーンは
タイヤサイズに合ったものを使用してください。

(タイヤについて:→ P. 312)

状況に応じて次のことを行ってください。

●

ドアやワイパーが凍結したときは無理に開けたり動かしたりせず、ぬ
るま湯をかけるなどして氷を溶かし、すぐに水分を十分にふき取って
ください。

●

フロントウインドウガラス前の外気取り入れ口に雪が積もっていると
きは、エアコンのファンを正常に作動させるために、雪を取り除いて
ください。

●

外装ランプ・車両の屋根・タイヤの周辺やブレーキ装置に雪や氷が付
いているときは、取り除いてください。

●

乗車する前に靴底に付いた雪をよく落としてください。

ゆっくりスタートし、車間距離を十分にとって控えめな速度で走行して
ください。

寒冷時に備えて、準備や点検など正しく処置していただいた上で適切に
運転してください。

冬を迎える前の準備

運転する前に

運転するとき

253

4-7. 運転のアドバイス

4

運転

●

パーキングブレーキをかけると、ブレーキ装置が凍結して解除できな
くなるおそれがあります。パーキングブレーキはかけずに、シフトレ
バーを P に入れて駐車し、必ず輪止め

※ 1

をしてください。

輪止めをしないと、車が動き思わぬ事故につながるおそれがあり危険
です。

●

パーキングブレーキをかけずに駐車するときは、シフトレバーを P に
入れた状態でシフトレバーが動かないこと

※ 2

を確認してください。

※ 1

輪止めは、トヨタ販売店で購入することができます。

※ 2

ブレーキペダルを踏まないで P からシフトするときにロックがかかります。シ
フトできる場合は、シフトロックシステムなどの故障が考えられます。ただち
にトヨタ販売店で点検を受けてください。

■

タイヤチェーンについて

取り付け・取りはずし・取り扱い方法については次の指示に従ってください。

●

安全に作業できる場所で行う

●

前 2 輪に取り付ける

●

タイヤチェーンに付属の取扱説明書に従う

●

取り付け後約 0.5 ∼ 1.0km 走行したら締め直しを行う

■

寒冷地用ワイパーブレードについて

●

降雪期に使用する寒冷地用ワイパーブレードは、雪が付着するのを防ぐために
金属部分をゴムで覆ってあります。トヨタ販売店で各車指定のブレードをお求
めください。

●

高速走行時は、通常のワイパーブレードよりガラスがふき取りにくくなること
があります。その場合には速度を落としてください。

駐車するとき

知識

254

4-7. 運転のアドバイス

警告

■

冬用タイヤ装着時の警告

次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、車両のコントロールが不能となり、重大な傷害におよ
ぶか、最悪の場合死亡事故につながるおそれがあります。

●

指定サイズのタイヤを使用する

●

空気圧を推奨値に調整する

●

装着する冬用タイヤの最高許容速度や制限速度をこえる速度で走行しない

●

冬用タイヤを装着する際は、必ず 4 輪とも装着する

■

タイヤチェーン装着時の警告

次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、安全に車を運転することができずに、思わぬ事故につ
ながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

●

装着したチェーンに定められた制限速度、もしくは約 30km/h のどちらか低
い方をこえる速度で走行しない

●

路面の凹凸や穴を避ける

●

急加速・急ハンドル・急ブレーキやシフト操作による急激なエンジンブレーキ
の使用は避ける

●

カーブの入り口手前で十分減速して、車のコントロールを失うのを防ぐ

注意

■

タイヤチェーンの使用について

トヨタ純正タイヤチェーンのご使用をおすすめします。
トヨタ純正品以外のタイヤチェーンの中には、使用すると車体にあたり、走行
のさまたげとなるおそれがあるものもあります。
詳しくはトヨタ販売店にご相談ください。

■

フロントウインドウガラスに付いた氷を除去するとき

たたいて割らないでください。
ウインドウガラスの内側(車内側)が割れるおそれがあります。

 

 

 

 

 

 

 

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