Toyota Coaster (2015 year). Manual japanese - part 4

 

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Toyota Coaster (2015 year). Manual japanese - part 4

 

 

シートの調整

■前後位置調整

レバーを引いたままシートを前後に動か
して調整します。調整後、シートを軽く
ゆさぶり確実に固定されていることを確
認します。

■リクライニング調整

●運転席
レバーを引いたまま背もたれを前後に動
かして調整します。調整後、背もたれを
軽くゆさぶり、確実に固定されているこ
とを確認します。

運転席

●助手席

バンドを引いたまま背もたれを前後に動
かして調整します。調整後、背もたれを
軽くゆさぶり、確実に固定されているこ
とを確認します。

■アームレスト

使用するときは、アームレストを一番下
まで倒します。

運転席

2.安全装備

47

フロントシート

レバー

レバー

印はグレード等により装着の有無が異なります。

バンド

背もたれにもたれかかったままリクライ
ニング調整をしないでください。背もた
れに力が加わっていると、レバー操作が
重かったり、突然背もたれが倒れるおそ
れがあります。

注 意

2.安全装備

48

ヘッドレストの調整

■上下位置調整

●上げるときはそのまま引き上げます。
●下げるときは、固定ボタンを押したま

ま押し下げます。

●取りはずすときは固定ボタンを押した

まま引き抜きます。

運転席

ヘッドレストをはずしたまま走行しない
でください。衝突したときなどに生命に
かかわる重大な傷害を受けるおそれがあ
り危険です。走行前に必ず取りつけ、ヘ
ッドレスト中央が耳の後方になるように
高さを調整してください。

警 告

ヘッドレストを取りつけるときは、

“カチッ”

と音がして固定されたことを確認してくだ
さい。固定されていないと、衝突したとき
などにけがをするおそれがあります。

注 意

固定ボタン

リヤシート

シートの調整

■リクライニング調整

バンドを引いたまま背もたれを前後に動
かして調整します。調整後、背もたれを
軽くゆさぶり、確実に固定されているこ
とを確認します。

幼児車を除く

印はグレード等により装着の有無が異なります。

バンド

2.安全装備

49

助手席・リヤシート横にあります。

■使用するときは

補助シートを倒し、背もたれを起こしま
す。

補助シート

シートを倒すときは、同乗者や荷物に当て
ないように注意してください。同乗者がけ
がをしたり、荷物がこわれたりするおそれ
があります。

注 意

■ハイバック補助シート

高さを2段階に調整することができます。
●上げるときはそのまま引き上げます。
●下げるときは、固定ボタンを押したま

ま押し下げます。

●補助シートをもとにもどすときは、背

もたれを一番下の位置にしてから行っ
てください。

固定ボタン

2.安全装備

50

センタードア後部と最後部に保護者用
シートがあります。

■使用するときは

●センタードア後部
シートを倒し、背もたれを起こします。

●最後部
シートクッションを倒します。

非常ドア(81ページ参照)を使用する
ときは、シートクッションを持ち上げて
ください。

バス(幼児車)

保護者用シート

ストッパー

運転席ガード

幼児が運転者の操作をさまたげることの
ないように、運転席とリヤシートの間に
取りつけられています。

ガード先端のストッパーを引いたまま操
作します。
●走行中は必ず使用してください。

バス(幼児車)

2.安全装備

51

ストッパー

セパレーターパイプ

ストッパーを引いたまま操作します。
●走行中は必ず使用してください。

バン

2.安全装備

52

シートベルト

正しい着用

シートベルトは正しく着用しないと効果が半減したり、危険な場合があります。
次の使用方法にしたがって走行前に運転者は必ず着用し、同乗者にも必ず着用させ
てください。

●車に乗る場合は、全員がシートベルトを着用してください。ベルトを着用しないと、急

ブレーキをかけたときや衝突したときなどに生命にかかわる重大な傷害を受けるおそれ
があり危険です。

●シートベルトを着用するときは必ず次のことをお守りください。お守りいただかないと

シートベルトにより重大な傷害を受けたり、衝突したときなどにシートベルトが十分な
効果を発揮せず、生命にかかわる重大な傷害を受けるおそれがあり危険です。
蘆シートベルトは上体を起こして、シートに深く腰かけた状態で着用してください。正

しい姿勢については「正しい運転姿勢」(46ページ)を参照してください。

蘆3点式シートベルトの肩ベルトは、首にかかったり脇の下を通したりして着用しない

でください。必ず肩に十分かかるように着用してください。

蘆シートベルトは必ず腰骨のできるだけ低い位置に密着させて着用してください。シー

トベルトが腰骨からずれていると衝突したときなどに腹部などに強い圧迫を受けるお
それがあります。

蘆シートベルトはねじれがないように着用してください。ねじれていると衝突したとき

などに衝撃力を十分に分散させることができません。

蘆シートベルトは1人用です。2人以上で1本のベルトを使用しないでください。
蘆シートベルトを着用する場合は洗たくばさみやクリップなどでたるみをつけないでく

ださい。

蘆シートの背もたれを必要以上に倒して走行しないでください。衝突したときなどに体

がシートベルトの下にもぐり、腹部などに強い圧迫を受けます。

蘆ハンドルやインストルメントパネルに必要以上近づいて運転しないでください。

警 告

背もたれを調整し、上体を起
こし深く腰かけてすわること

ねじれていないこと

必ず腰骨のできる
だけ低い位置に密
着させること

肩に十分かけること

(首にかかったり肩から

はずれないこと)

腰骨のできるだけ
低い位置にかかる
ようにお腹のふく
らみの下に着用の
こと

お腹のふくらみをさ
けて胸部にかかるよ
うに着用のこと

〈妊娠中のかたの着用〉

2.安全装備

53

●シートベルトのバックルには異物がはいらないようにしてください。異物がはいるとプ

レートがバックルに完全にはまらない場合があり、衝突したときなどにシートベルトが
十分な効果を発揮せず、生命にかかわる重大な傷害を受けるおそれがあり危険です。

●お子さまでもシートベルトを必ず着用させてください。

蘆ひざの上でお子さまをだいていても、急ブレーキや衝突したときなどに十分に支える

ことができずお子さまが生命にかかわる重大な傷害を受けるおそれがあり危険です。

蘆この車のシートベルトは、シートベルトを着用するのに十分な、大人の体格を持った

人用に設計されています。シートベルトが正しい位置で着用できるお子さまの場合は、
シートベルトの着用のしかたにしたがってください。(52ページ)

●ほつれ、すりきれができたり、正常に作動しなくなったシートベルトはすぐに交換して

ください。また、事故により強い衝撃を受けたり、傷のついたシートベルトは使用しな
いですぐに新品と交換してください。そのまま使用すると衝突したときなどに正常に働
かず、シートベルトが十分な効果を発揮せず、生命にかかわる重大な傷害を受けるおそ
れがあり危険です。

●シートベルトの改造や取りつけ・取りはずしなどをしないでください。衝突したときな

どにシートベルトが十分な効果を発揮せず、生命にかかわる重大な傷害を受けるおそれ
があり危険です。
シートベルトの取りつけ・取りはずし、交換についてはトヨタ販売店にご相談ください。

●シートベルトの清掃にベンジンやガソリンなどの有機溶剤を使用しないでください。ま

た、ベルトを漂白したり、染めたりしないでください。シートベルトの性能が落ち、衝
突したときなどにシートベルトが十分な効果を発揮せず、生命にかかわる重大な傷害を
受けるおそれがあり危険です。清掃するときは中性洗剤かぬるま湯を使用し、乾くまで
シートベルトを使用しないでください。

●妊娠中の女性も必ずシートベルトを正しく着用してください。

(ただし、医師に注意事項をご確認ください。)

蘆妊娠中のシートベルトの着用については、基本的に通常着用するときと同様ですが、

腰部ベルトが腰骨のできるだけ低い位置にかかるようにお腹のふくらみの下に着用す
るようにしてください。
また、肩ベルトは確実に肩を通しお腹のふくらみをさけて胸部にかかるように着用し
てください。

蘆ベルトを正しく着用していないと、急ブレーキをかけたときや衝突したときなどにベ

ルトがお腹のふくらみに食い込むなどして、母体だけでなく胎児までが生命にかかわ
る重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

●疾患のあるかたも必ずシートベルトを正しく着用してください。

(ただし、医師に注意事項をご確認ください。)

●すべてのシートに、シートベルトで子供専用シートを取りつけることはできません。

警 告

2.安全装備

54

ELR(緊急時固定機構)付き3点式シートベルト

ELR機構

シートベルトは身体の動きにあわせて伸
縮しますが、強い衝撃で体が前に倒れそ
うなときには、ベルトが自動的にロック
され身体を固定します。

■脱着のしかた

プレートを持って引き出し、ねじれ
ていないことを確かめます。
シートベルトがロックしたまま引き
出せないときは、一度ベルトを強く
引いてから、ベルトをゆるめ、再度
ゆっくりと引き出します。

プレートを“カチッ”と音がするま
でバックルに差し込みます。

プレート

バックル

腰部ベルトは必ず腰骨のできるだけ
低い位置にかかるようにし、肩ベル
トを引き、腰部に密着させます。

肩ベルトは、必ず肩に十分かかるよ
うにします。
このとき、ベルトが首に当たったり、
肩からはずれてしまわないようにし
ます。

はずすときはバックルのボタンを押
します。

ボタン

補助シート、保護者用シートを除く

2.安全装備

55

シートベルト
非着用警告灯

運転席シートベルト

非着用警告灯

エンジン スイッチが“ ON ”のとき運
転席シートベルトを着用していないと点
滅します。ただちにシートベルトを着用
してください。

■運転席シートベルト非着用

警告ブザー

警告灯が点滅している状態で、車速が約
20  km/h以上になると、断続音が約
120秒間鳴ります。(ブザーが鳴りはじ
めてから、約30秒後にブザーの音が変
わります。
●シートベルトを装着すると消音しま

す。

ELR(緊急時固定機構)付き2点式シートベルト

2.安全装備

56

プレートを持って引き出し、ねじれ
ていないことを確かめます。
シートベルトがロックしたまま引き
出せないときは、ベルトを押し込ん
でから、再度ゆっくりと引き出しま
す。

プレートを“カチッ”と音がするま
でバックルに差し込みます。

はずすときはプレートを持ちながら
バックルのボタンを押します。

シートベルトをはずすときはプレートを持
ちながらボタンを押してください。プレー
トを持たないとベルトが巻取られる際に、
同乗者などに当たりけがをするおそれがあ
ります。

注 意

プレート

プレート

バックル

補助シート(助手席補助シートを除く)、

センタードア後部保護者用シート

2.安全装備

57

バックル

■前から3列目(バン)

補助シートで

使用するバックルについて

補助シートの列や、車両型式によって、
使用するバックルの位置が異なります。

■前から2列目

■前から3列目(バンを除く)

■前から4列目以降

バックル

バックル

バックル

プレート

プレート

プレート

プレート

2.安全装備

58

長さ調整式2点式シートベルト

プレートを図のようにしてベルトを
引き、必要な長さより少し長めにし
ます。

ベルトにねじれがないようにし、プ
レートを“カチッ”と音がするまで
バックルに差し込みます。
ベルトにねじれがないことを確認し
てください。

助手席補助シート

ベルトを引いて必ず腰骨のできるだ
け低い位置に密着させます。

はずすときはバックルのボタンを押
します。

バックル

プレート

2.安全装備

59

シートベルト・バックルの

格納のしかた

折りたたんで、バンドでまとめておきま
す。

■バックル側

■シートベルト側

2.安全装備

60

ABS

*ABSは Antilock Brake System(アンチロック・ブレーキ・システム)の略

ABS

急ブレーキをかけたときや、すべりやす
い路面でブレーキをかけたときに起こる
タイヤのロック(回転が止まること)を
防ぐことによりスリップを抑制します。
また、ブレーキ油圧増圧機能により、高
い制動力が必要と判断された場合、また
はブレーキブースターの負圧が低下して
十分なブレーキ力が得られなくなった場
合に、より大きな制動力を発生させるこ
とにより、ドライバーの操作を補助しま
す。

■運転について

●急ブレーキ時は、ABSが効果を発揮

するようにブレーキペダルをできるだ
け強く踏み続けることが必要です。

●急ブレーキ時にポンピングブレーキ

をしないでください。
ポンピングブレーキをすると制動距離
が長くなります。

※ ブレーキペダルを数回に分けて小刻みに

踏むブレーキのかけ方

■作動について

ABSが作動すると、次のような現象が
発生することがありますが、異常ではあ
りません。
●ABSの作動音とともにブレーキペダ

ルが小刻みに動いたり、車体やハンド
ルに振動を感じたり、車両停止後もモ
ーター音が聞こえることがあります。

●ABSの作動が終了すると、ブレーキ

ペダルが少し奥にはいったりすること
があります。

●ABSを過信しないでください。

ABSが作動した状態でもスリップの
抑制やハンドルの効き方には限界があ
ります。
ABSを過信せず速度をおさえ、車間
距離を十分にとって安全運転に心がけ
てください。
蘆ABSはタイヤのグリップ限界を超

えたり、ハイドロプレーニング現象

が起こった場合は効果を発揮でき

ません。

※ 雨天の高速走行などで、タイヤと路面

の間に水膜が発生し、接地力を失って
しまう現象

●ABSは制動距離を短くするための装

置ではありません。
次の場合などは、ABSのついていな
い車両に比べて制動距離が長くなるこ
とがあります。速度をひかえめにして
車間距離を十分にとってください。
蘆砂利道、新雪路を走行しているとき
蘆タイヤチェーンを装着しているとき
蘆道路の継ぎ目などの段差を乗りこえ

るとき

蘆凹凸道や石だたみなどの悪路を走行

しているとき

印はグレード等により装着の有無が異なります。

警 告

2.安全装備

61

ABS警告灯

●エンジン スイッチを“ ON ”の位置

にすると点灯し、数秒後に消灯します。
その後、ABSシステムに異常がある
と点灯します。

●警告灯が点灯しているときは、ABS

は作動しませんが、通常のブレーキと
しての性能は確保されています。

●警告灯が点灯しているときは、ABS

が作動しないため急ブレーキ時やすべ
りやすい路面でのブレーキ時には、タ
イヤがロックすることがあります。

ABS

警告灯が次のようになったときは、システ
ムの異常が考えられますので、トヨタ販売
店で点検を受けてください。
●エンジン スイッチを“ ON ”の位置に

しても点灯しないとき

●エンジン スイッチを“ ON ”の位置で

点灯したまま消灯しないとき、または走
行中点灯したままのとき

なお、走行中に点灯しても、その後消灯す
れば異常ではありません。ただし、同じ現
象が再度発生した場合は、トヨタ販売店で
点検を受けてください。

アドバイス

●ABSは、車速が約10km/hを超える

と作動できるようになります。
また、車速が約5km/hまで下がると作
動をやめます。

●雨の日に、マンホールのふた、橋の継ぎ

目、工事中の鉄板などの上でブレーキを
踏むとすべりやすいため、ABSが作動
しやすくなります。

●エンジン始動時や、始動後の発進直後に

エンジンルームからモーター音や“カチ
ッ”という音が聞こえることがあります。
これは、システムの作動をチェックして
いるときの音で、異常ではありません。

●A B S が 作 動 す る と 排 気 ブ レ ー キ

(114ページ参照)は、作動しません。

知 識

2.安全装備

62

 

 

 

 

 

 

 

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