Toyota Auris (2016 year). Manual japanese - part 17

 

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Toyota Auris (2016 year). Manual japanese - part 17

 

 

255

6-2. 簡単な点検・部品交換

6

お手入れのしかた

タイヤは次の項目を点検してください。
点検方法は別冊「メンテナンスノート」を参照してください。

タイヤ空気圧

空気圧の点検は、タイヤが冷えているときに行ってください。

タイヤの亀裂・損傷の有無

タイヤの溝の深さ

タイヤの異常摩耗(極端にタイヤの片側のみが摩耗していたり、摩耗
程度が他のタイヤと著しく異なるなど)の有無

図で示すようにタイヤのローテー
ションを行います。

タイヤの摩耗状態を均一にし、寿命を
のばすために、トヨタは定期点検ごと
のタイヤローテーションをおすすめし
ます。

タイヤについて

タイヤの点検は、法律で義務付けられています。日常点検として必ずタ
イヤを点検してください。
タイヤの摩耗を均等にし寿命をのばすために、タイヤローテーション(タ
イヤ位置交換)を 5,000km ごとに行ってください。

タイヤの点検項目

タイヤローテーションのしかた

前側

256

6-2. 簡単な点検・部品交換

タイヤ空気圧の数値

応急用タイヤ

:420kPa(4.2kg/cm

2

タイヤ関連の部品を交換するとき

タイヤ・ディスクホイール・ホイール取り付けナットを交換するときは、トヨタ
販売店にご相談ください。

低偏平タイヤについて(225/45R17 91W 装着車)

雪道や凍結路では、普通のタイヤとくらべてグリップ力が低下します。冬用タイ
ヤを使用し、道路状態に応じた速度で注意深く運転するようにしてください。

低偏平タイヤの空気圧点検(225/45R17 91W 装着車)

低偏平タイヤは、走行性能を優先したタイヤです。特に空気圧は定期的に点検し
てください。2 週間に 1 回(最低でも 1ヶ月に 1 回)、または長距離ドライブの
前には、必ず空気圧を点検してください。

知識

タイヤサイズ

空気圧

kPa(kg/cm

2

205/55R16 91V

230(2.3)

225/45R17 91W

タイヤの指定空気圧は、運転席側のタイヤ空
気圧ラベルで確認することができます。

タイヤが冷えているときの空気圧

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

257

6-2. 簡単な点検・部品交換

6

お手入れのしかた

警告

点検・交換時の警告

必ず次のことをお守りください。
お守りいただかないと、駆動系部品の損傷や不安定な操縦特性により、重大な
傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

タイヤはすべて同一メーカー・同一銘柄・同一トレッドパターンで、摩耗差の
ないタイヤを使用する

メーカー指定サイズ以外のタイヤやホイールを使用しない

ラジアルタイヤ・バイアスベルテッドタイヤ・バイアスプライタイヤを混在使
用しない

サマータイヤ・オールシーズンタイヤ・冬用タイヤを混在使用しない

異常があるタイヤの使用禁止

異常があるタイヤをそのまま装着していると、走行時にハンドルをとられたり、
異常な振動を感じることがあります。また、次のような事態になり、思わぬ事
故につながるおそれがあり危険です。

破裂などの修理できない損傷を与える

車両が横すべりする

車両の本来の性能(燃費・車両の安定性・制動距離など)が発揮されない

タイヤ交換時の注意

ねじ部にオイルやグリースをぬらないでください。
ナットを締めるときに必要以上に締め付けられ、ボルトが破損したり、ディス
クホイールが損傷するおそれがあります。
またナットがゆるみホイールが落下して、重大な事故につながるおそれがあり
ます。
オイルやグリースがねじ部についている場合はふき取ってください。

異常があるホイールの使用禁止

亀裂や変形などがあるホイールは使用しないでください。

走行中にタイヤの空気圧が抜けて、思わぬ事故につながるおそれがあり危険で
す。

必ずナットのテーパー部を内側にして取
り付けてください。
テーパー部を外側にして取り付けると、ホ
イールが破損しはずれてしまい、重大な傷
害におよぶか、最悪の場合死亡につながる
おそれがあります。

テーパー部

258

6-2. 簡単な点検・部品交換

注意

低偏平タイヤについて(225/45R17 91W 装着車)

低偏平タイヤのホイールは、路面から衝撃を受けたとき、ホイールに通常より
大きなダメージを与えることがあります。そのため次のことに注意してくださ
い。

適切なタイヤ空気圧で使用する
空気圧が低すぎると簡単に損傷することがあります。

段差や凹凸のある路面、路上に空いた穴、平らでない舗道・縁石や他の障害物
を避ける
タイヤおよびホイールがひどく損傷することがあります。

走行中に空気もれが起こったら

走行を続けないでください。
タイヤまたはホイールが損傷することがあります。

悪路走行に対する注意

段差や凹凸のある路上を走行するときは注意してください。
タイヤの空気が抜けて、タイヤのクッション作用が低下します。また、タイヤ・
ホイール・車体などの部品も損傷するおそれがあります。

259

6-2. 簡単な点検・部品交換

6

お手入れのしかた

タイヤ空気圧が適正でない場合

適切に調整されていないタイヤ空気圧で走行すると、次のようなことが起こる場
合があります。

燃費の悪化

乗り心地や操縦安定性の低下

摩耗によるタイヤ寿命の低下

安全性の低下

ひんぱんにタイヤ空気圧が低下する場合は、トヨタ販売店でタイヤの点検を受け
てください。

タイヤ空気圧の点検のしかた

タイヤ空気圧の点検の際は、次のことをお守りください。

タイヤが冷えているときに点検する

タイヤ空気圧ゲージを必ず使用する
タイヤの外観だけでは空気圧が適正かどうか判断できません。

走行後はタイヤの発熱により空気圧が高くなります。異常ではありませんので
減圧しないでください。

荷物を積んだり、多人数で乗車するときは荷重を不均等にかけないようにする

タイヤ空気圧について

タイヤの空気圧を適正に維持するために、タイヤの空気圧点検を月に 1
回以上実施してください。低偏平タイヤの場合、2週間に 1 回、または
長距離ドライブの前には必ず空気圧を点検してください。(→ P. 348)

知識

260

6-2. 簡単な点検・部品交換

警告

タイヤの性能を発揮するために

適正なタイヤ空気圧を維持してください。
タイヤ空気圧が適正に保たれていないと、次のようなことが起こるおそれがあ
り、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

過度の摩耗

偏摩耗

操縦安定性の低下

タイヤの過熱による破裂

タイヤとホイールのあいだからの空気漏れ

ホイールの変形、タイヤの損傷

走行時にタイヤが損傷する可能性の増大

(路上障害物、道路のつなぎ目や段差など)

注意

タイヤ空気圧の点検・調整をしたあとは

タイヤのバルブキャップを確実に取り付けてください。

バルブキャップをはずしていると、ほこりや水分がバルブに入り空気が漏れ、
タイヤの空気圧が低下するおそれがあります。

261

6-2. 簡単な点検・部品交換

6

お手入れのしかた

マイナスドライバー

小さいマイナスドライバー

リチウム電池 CR2032

メカニカルキーを抜く

カバーをはずす

傷が付くのを防ぐため、マイナスドラ
イバーの先端に布などを巻いて保護し
てください。

電子キーの電池交換

電池が消耗しているときやマルチインフォメーションディスプレイに

「キーバッテリー残りわずか」と表示されたときは、新しい電池に交換し

てください。

用意するもの

電池交換のしかた

1

2

262

6-2. 簡単な点検・部品交換

消耗した電池を取り出す

新しい電池は、+極を上にして取り付
けます。

取り付けるときは、取りはずしたときと逆の手順で取り付ける

リチウム電池 CR2032 の入手

電池はトヨタ販売店・時計店およびカメラ店などで購入できます。

電子キーの電池が消耗していると

次のような状態になります。

スマートエントリー&スタートシステム・ワイヤレス機能が作動しない

作動距離が短くなる

3

知識

警告

取りはずした電池と部品について

お子さまにさわらせないでください。
部品が小さいため、誤って飲み込むと、のどなどにつまらせ重大な傷害におよ
ぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

注意

交換後、正常に機能させるために

次のことを必ずお守りください。

ぬれた手で電池を交換しない
錆の原因になります。

電池以外の部品に、ふれたり動かしたりしない

電極を曲げない

4

263

6-2. 簡単な点検・部品交換

6

お手入れのしかた

パワースイッチを OFF にする

ヒューズボックスを開ける

X

エンジンルーム

ツメを押しながら、カバーを持ち
上げる

ヒューズの点検・交換

ランプがつかないときや電気系統の装置が働かないときは、ヒューズ切
れが考えられます。ヒューズの点検を行ってください。

1
2

264

6-2. 簡単な点検・部品交換

X

助手席足元

足 元 の カ バ ー を 取 り は ず し、
ヒューズボックスのカバーを取
りはずす

ヒューズが切れていないか点検
する

正常

ヒューズ切れ

ヒューズボックスの表示に従い、規
定容量のヒューズに交換します。

3

1
2

265

6-2. 簡単な点検・部品交換

6

お手入れのしかた

ヒューズを交換したあとは

交換してもランプ類が点灯しないときは、電球を交換してください。

(→ P. 266)

交換しても再度ヒューズが切れる場合は、トヨタ販売店で点検を受けてくださ
い。

補機バッテリーからの回路に過剰な負荷がかかると

配線が損傷を受ける前にヒューズが切れるように設計されています。

電球(バルブ)を交換するとき

この車両に指定されているトヨタ純正品のご使用をおすすめします。一部の電球
は過電流を防止する専用回路に接続されているため、この車両指定のトヨタ純正
品以外は使用できない場合があります。

知識

警告

車の故障や、車両火災を防ぐために

次のことをお守りください。
お守りいただかないと、車の故障や火災、けがをするおそれがあります。

規定容量以外のヒューズ、またはヒューズ以外のものを使用しないでくださ
い。

必ずトヨタ純正ヒューズか同等品を使用してください。

ヒューズやヒューズボックスを改造しないでください。

パワーコントロールユニット近くのヒューズボックスについて

高電圧部位・高電圧の配線が近くにあるため、絶対に点検・交換をおこなわな
いでください。
取り扱いを誤ると感電し、生命に関わるような重大な傷害を受けるおそれがあ
り危険です。

注意

ヒューズを交換する前に

ヒューズが切れた原因が電気の過剰負荷だと判明したときは、トヨタ販売店で
点検を受けてください。

266

6-2. 簡単な点検・部品交換

切れた電球の W(ワット)数を確認してください。(→ P. 349)

フロント

電球(バルブ)の交換

次に記載する電球は、ご自身で交換できます。電球交換の難易度は電球
によって異なります。部品が破損するおそれがあるので、トヨタ販売店
で交換することをおすすめします。

電球の用意

バルブ位置

フロント方向指示灯/非常点滅灯

フロントフォグランプ

1
2

267

6-2. 簡単な点検・部品交換

6

お手入れのしかた

リヤ

後退灯

制動灯

リヤ方向指示灯/非常点滅灯

番号灯

1
2
3
4

268

6-2. 簡単な点検・部品交換

フロントフォグランプ

交換するランプの反対側へハ
ンドルをまわし、タイヤの向き
をかえる

手が十分入る程度にハンドルをまわ
してください。

スクリュー(2 本)をはずし、
フェンダーライナーをはずす

電球が見える位置までフェン
ダーライナーをめくる

ツメを押し、コネクターを取り
はずす

電球交換のしかた

1

2

3

4

269

6-2. 簡単な点検・部品交換

6

お手入れのしかた

電球をまわして取りはずす

電球を交換し取り付ける

取り付け部と電球のツメ(3ヶ所)
をあわせて挿し込み、右にまわして
固定します。

コネクターを取り付ける

コネクターを軽くゆさぶってぐらつ
きがないことを確認し、いったんフ
ロントフォグランプを点灯させ、ラ
ンプの取り付け部からランプの光が
もれてないことを目視確認してくだ
さい。

フェンダーライナーを取り付けるときは、取りはずしたときと逆の
手順で取り付ける

フェンダーライナーがバンパー内側にある事を確認してください。

5

6

7

8

270

6-2. 簡単な点検・部品交換

フロント方向指示灯/非常点滅灯

固定クリップをはずし、ウォッ
シャー液補給口を引き出す(右
側の電球交換時のみ)

ソケットをまわして取りはず

電球を取りはずす

電球とソケットを取り付けるときは、取りはずしたときと逆の手順
で取り付ける

ウォッシャー液補給口を取り
付け、固定クリップを取り付け
る(右側の電球交換時のみ)

1

2

3

4

5

 

 

 

 

 

 

 

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