Toyota 86 (2017 year). Manual japanese - part 6

 

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Toyota 86 (2017 year). Manual japanese - part 6

 

 

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1-5. 給油のしかた

運転する前に

1

警告

キャップ交換時の警告

トヨタ純正以外のキャップを使用しないでください。

純正品を使わないと火災などを引き起こし、その結果重大な傷害におよぶか、最

悪の場合死亡につながるおそれがあります。

注意

給油するときは

無鉛プレミアムガソリン(無鉛ハイオク)が入手できないときは無鉛レギュラー

ガソリンを使用することもできますが、他の燃料(粗悪ガソリン・軽油・灯油・

高濃度アルコール含有燃料)を使用したり、燃料をこぼしたりしないでくださ

い。

次のような状態になるおそれがあります。

エンジンの始動性が悪くなる

エンジンからの異音や振動など(ノッキング)が発生する

エンジン出力が低下する

排気制御システムが正常に機能しない

燃料系部品が損傷する

塗装が損傷する

80

1-6. 盗難防止システム

エンジンイモビライザーシステム

キーに信号発信機が内蔵してあり、あらかじめ登録されたキー以外で

はエンジンを始動できません。

車両から離れる場合は、車内にキーを残さないでください。

このシステムは車両盗難の防止に寄与する機能であり、すべての車両

盗難に対する完全なセキュリティを保証するものではありません。

スマートエントリー&スタート
システム非装着車
エンジン スイッチからキーを
抜くと、システムの作動を知ら
せるためにセキュリティ表示灯
が点滅します。

登録 され たキ ーを エン ジン ス
イッチに挿し込むとシステムが
解除され、セキュリティ表示灯
が消灯します。

スマートエントリー&スタート
システム装着車

“エンジン スタート ストップ”

スイッチを OFF にすると、シス
テムの作動を知らせるためにセ
キ ュリテ ィ表 示灯 が点 滅し ま
す。

登録されたキーを携帯し、

“エン

ジンスタートストップ”スイッ
チをアクセサリーモードまたは
イグニッション ON モードにす
る と シ ス テ ム が 解 除 さ れ、セ
キ ュリテ ィ表 示灯 が消 灯し ま
す。

81

1-6. 盗難防止システム

運転する前に

1

知識

登録されたキーでエンジンが始動できないときは(スマートエントリー&ス

タートシステム非装着車)

一旦キーを抜いて、再度やり直してください。

メンテナンスについて

エンジンイモビライザーシステムのメンテナンスは不要です。

システムが正常に作動しないとき

キーが金属性のものに接したり、覆われているとき

キーが他の車両のセキュリティシステム用キー(信号発信機内蔵キー)と重

なっているときや接近しているとき

注意

エンジンイモビライザーシステムを正常に作動させるために

システムの改造や取りはずしをしないでください。システムが正常に作動しな

いおそれがあります。

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1-6. 盗難防止システム

オートアラーム

: 仕様により異なる装備やオプション装備

不正な侵入を検知した場合、音と光で警報します。

■ オートアラームが作動するとき

施錠されたドアまたはトランクが、スマートエントリー & スター
トシステム・ワイヤレスリモコンを使わずに解錠されたり開けられ
ると、オートアラームが作動します。

■ オートアラームを設定するには

ドア・トランクを閉め、次のいずれかを行ってください。
次の方法以外で車両を施錠しても、盗難警報装置は設定されませ
ん。

● スマートエントリー & スタートシステムを使って施錠する
● ワイヤレスリモコンを使って施錠する

30 秒以上経過すると、自動的
に設定されます。

オートアラームが設定されると、

セキュリティ表示灯は点灯から点

滅にかわります。

セキュリティ表示灯点灯中に、ド

ア の 解 錠 操 作 や“エ ン ジ ン ス

タート ストップ”スイッチのア

クセサリーモードへの切りかえを

行うと、オートアラームは設定さ

れません。

■ オートアラームを解除・作動を停止するには

次のいずれかを行ってください。

● スマートエントリー & スタートシステムを使ってドアを解錠す

● ワイヤレスリモコンを使ってドアを解錠する
● エンジンを始動する(数秒後に解除、停止します。)

83

1-6. 盗難防止システム

運転する前に

1

オートアラーム作動 / 非作動の切りかえ

全てのドア・トランクが閉まっていることを確認する

“エンジン  スタート  ストップ”スイッチをイグニッション ON

モードにする

ドアロックスイッチの

を押

すと同時に運転席ドアを開け、約
10 秒間保持する

次のように作動/非作動が切りかわり

ます。

手順

1

手順

2

手順

3

オートアラームの状態

ホーン

マルチインフォメーション

表示

非作動

2 回吹鳴

AL oF

作動

1 回吹鳴

AL on

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1-6. 盗難防止システム

知識

オートアラームについて

特定条件で作動し警報などで周囲に知らせる装置であり、盗難を防止するもの

ではありません。

メンテナンスについて

オートアラームのメンテナンスは不要です。

ドアを施錠する前の確認

オートアラームの思わぬ作動および盗難を防ぐため、以下のことを必ず確認し

てください。

車内に人が乗っていないか

ドアガラスが閉じているか

車内に貴重品などを放置していないか

トランクの開閉について

トランクを開けたままで設定操作をした場合、オートアラームは設定されま

せん。トランクを閉め、30 秒以上経過すると設定されます。

オートアラーム設定時、スマートエントリー & スタートシステムまたはワイ

ヤレスリモコンを使ってトランクを解錠すると、オートアラームが待機状態

になります。トランクを閉めて 30 秒以上経過すると、再度オートアラーム

が設定されます。

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1-6. 盗難防止システム

運転する前に

1

オートアラームの作動について

次のような場合、オートアラームが作動することがあります。

オートアラームの設定を解除・作動を停止する操作を行ってください。

バッテリーをはずすときは

オートアラームを解除してください。

オートアラームを設定したままバッテリーをはずすと、バッテリーを再接続し

たときにオートアラームが作動します。

販売店で設定可能な機能

オートアラームの作動/非作動を変更できます。

(カスタマイズ一覧 oP. 396)

注意

オートアラームを正常に作動させるために

システムの改造や取りはずしをしないでください。システムが正常に作動しな

いおそれがあります。

車内に残った人が、ドア・トランクを開
けたとき

施錠後、バッテリーあがりなどで、バッ
テリーの充電・交換をしたとき

86

1-7. 安全にお使いいただくために

正しい運転姿勢

次の条件にあった正しい姿勢で運転してください。

まっすぐ座り、背もたれから
背を離さない(o P. 52)

シートをペダルが十分に踏み
こめるようなシート位置にす
る(oP. 52)

各装置が操作しやすい背もた
れの角度にする(o P. 52)

運転しやすく、SRS エアバッ
グが自分の胸の方へ向くよう
なハンドルの位置にする

(o P. 67)

ヘッドレストの中央が耳のい
ちばん上のあたりになるよう
にする(o P. 58)

シートベルトが正しく着用で
きる(o P. 60)

87

1-7. 安全にお使いいただくために

運転する前に

1

警告

走行中は

走行中は運転席の調整をしないでください。

運転を誤るおそれがあります。

背もたれと背のあいだにクッションなどを入れないでください。

正しい運転姿勢がとれないばかりか、衝突したとき、シートベルトやヘッドレ

ストなどの効果が十分に発揮されずに、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死

亡につながるおそれがあります。

フロントシートの下にものを置かないでください。

ものが挟まるとシートが固定されず、思わぬ事故の原因になって、重大な傷害

におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。また、調整機構の

故障の原因になります。

サンダルや厚底靴、下駄で運転をしないでください。

アクセルペダルやブレーキペダルが思うように踏み込めず、思わぬ事故の原因

になって、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがありま

す。

シートを調整するときは

同乗者がシートに当たってけがをしないように注意してください。

シートの下や動いている部分に手を近づけないでください。

指や手を挟み、けがをするおそれがあり危険です。

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1-7. 安全にお使いいただくために

SRS エアバッグ

SRS エアバッグは乗員に重大な危害がおよぶような強い衝撃を受け

たときにふくらみ、シートベルトが体を拘束する働きと併せて乗員へ

の衝撃を緩和させます。

フロント SRS エアバッグ

運転席 SRS エアバッグ/助手席 SRS エアバッグ
車両前方から乗員が重大な傷害を受けるおそれのある大きな衝撃
を受けた場合に作動し、シートベルトが身体を拘束する働きと併せ
て、前席乗員の頭部や胸部などへの衝撃をやわらげる装置です。

SRS サイドエアバッグ& SRS カーテンシールドエアバッグ

SRS サイドエアバッグ
車両側方から乗員が重大な傷害を受けるおそれのある大きな衝撃
を受けた場合に作動し、シートベルトが身体を拘束する働きと併せ
て、前席乗員の主に胸部や腰部への衝撃をやわらげる装置です。

89

1-7. 安全にお使いいただくために

運転する前に

1

運転席、助手席 SRS エアバッグが作動するとき、しないとき

運転席、助手席 SRS エアバッグは車両前方から乗員が重大な傷害を受
けるおそれのある大きな衝撃を受けた場合に作動し、シートベルトが身
体を拘束する働きと併せて、前席乗員の頭部や胸部などへの衝撃をやわ
らげる装置です。
車体の衝撃吸収構造により、衝突時のエネルギーは車体がつぶれること
で吸収または分散され、車体の損傷が大きくても乗員への衝撃は大きく
ならない場合もあります。
したがって、車体の損傷が大きくても SRS エアバッグが必ずしも作動
するとは限りません。

作動するとき
● 次のようなときに作動します。

20 ∼ 30 km/h 以上の速度で厚
いコンクリートのような壁に正面
衝突したとき、また、これと同等
以上の衝撃を受けたとき

SRS カーテンシールドエアバッグ
車両側方から乗員が重大な傷害を受けるおそれのある大きな衝撃
を受けた場合に作動し、シートベルトが身体を拘束する働きと併せ
て、前席とリヤ席乗員の主に頭部への衝撃をやわらげる装置です。

90

1-7. 安全にお使いいただくために

● 走行中路面などから車両下部に強い衝撃を受けたときも作動するこ

とがあります。

深い穴や溝に落ちたり、ジャンプ
して地面にボデー下面を強くぶつ
けたとき

縁石に衝突したときや、道路上の
突起にボデー下面を強くぶつけた
とき

作動しにくいとき
● 次のように、部分的に衝撃を受けたときや車両前方から衝撃が加わら

なかったとき

電柱などに衝突したとき

91

1-7. 安全にお使いいただくために

運転する前に

1

斜め前方への衝突のとき

トラックの荷台にもぐり込んだと

片側衝突(オフセット衝突)のとき

駐車している車両など、移動また
は変形するものに衝突したとき

92

1-7. 安全にお使いいただくために

● また、次のような場合は SRS エアバッグがまれに作動することもあ

りますが、本来の効果は発揮されません。

後ろから衝突されたとき

横転や転覆したとき

横方向から衝突されたとき

93

1-7. 安全にお使いいただくために

運転する前に

1

作動しないとき
次のようなときは作動しません。

一度SRSエアバッグが作動した後
の衝突

SRS サイドエアバッグ、SRS カーテンシールドエアバッグが作動するとき、しないとき

SRS サイドエアバッグは、シートベルトが身体を拘束する働きと併せ
て、前席乗員の主に胸部への衝撃をやわらげる装置です。
SRS サイドエアバッグは、車両側方から乗員が重大な傷害を受けるお
それのある大きな衝撃を受けた場合、作動します。
SRS カーテンシールドエアバッグは、シートベルトが身体を拘束する
働きと併せて、前席とリヤ席乗員の主に頭部への衝撃をやわらげる装置
です。
SRS カーテンシールドエアバッグは、車両側方から乗員が重大な傷害
を受けるおそれのある大きな衝撃を受けた場合、作動します。
SRS サイドエアバッグ、SRS カーテンシールドエアバッグの作動・非
作動は、衝撃の大きさや衝撃を受けた部位、衝突方向などの条件により
変わります。

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1-7. 安全にお使いいただくために

作動するとき
次のようなとき衝撃が大きいと作動します。

側面に真横から衝突されたとき

作動しにくいとき
● 次のようなとき、衝撃の大きさによっては作動しないこともありま

す。
衝突した物が変形したり移動した場合、また、衝突した物の形状や衝
突の状態によっては、衝突時の衝撃が弱められるため SRS サイドエ
アバッグ、SRS カーテンシールドエアバッグは作動しにくくなりま
す。

車両側面に斜めから衝突されたと

客室以外に側面から衝突されたと

 

 

 

 

 

 

 

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